その91 カーオーディオを屋内で聴く

投稿のしかたを忘れるくらい久々の書き込みです。

最近YouTubeでよく見る、「自宅で眠っているオーディオ(カーラジオ)をリスニングルームで聴く」というシリーズに触発されて我が家にあったはずのカーラジオを探していたのですが、やっぱり壊れてました。

何とかフライデーで格安セットを入手できたので、早速取りかかってみました。常時電源、ACC電源、スピーカーL+R端子を取り出してケースに入れた。取っ手も付けた。

配線があってると信じて、電源オン。

スピーカーに繋いで、 FM、CD、AUXと繋いでみた。

一言、それなりに動く。当たり前で感動せず。でした。リモコン無いし。12ボルト電源がかさばるし、邪魔な大型CDラジオが増えただけ。

別の利用法(作業場のBGM)でも考えてみようかな。

その90 ONTOMO誌の付録スピーカー

STEREO誌のMookから「ONKYO」の10cmスピーカーが出ていて、ついポチッとな。

現在の10cmスピーカーは、同じくSTEREO誌の付録のFOSTEXのP1000の改良品をBH箱に入れていたが、ちょうど飽きていたのと「ONKYO」というブランドにつられて入手。

何か、予想していたサイズと違う。並べてみると一目瞭然。マグネットの質感がちがう。かつてのアルニコマグネットを彷彿させる重さ。13cmのウーファーを見ているみたい。これで7K円弱とは思えません。さらにコーン紙のデザインにビックリ。巻き貝ととんぼの羽根のデザインだとか。中高音の歪みがホントに押さえられるか楽しみ。コーンエッジが一体化していても大丈夫なんだろうか?

間違ってマグネット同士をくっつけたら、離すのが大変でした(ちょっとオーバーかな)

でBHに組み込んだ。困ったことに10cmサイズなのにFOSTEXとねじ穴が激しく違う。

こんなに大きいスピーカーなのに、FOSTEXよりねじが狭いのです。ねじ穴を隠したつもりでこうなりました。

まだエージング中ですが、大きめの箱に普通のバスレフの方が合うかも。スピーカーの素性が良すぎて、バックロードは今ひとつ低域がボンつく。BASSレベルを落として丁度いいかな。手持ちの大きめな箱が無かったので、あきらめてもう少しエージングをしてみます。

その88 清水の舞台から・・・ifi iDSD

貧乏オーディオに最も似つかわしくない機器を購入(清水の舞台から飛び降りた)

当初はプアオーディオの限界価格の20k円の「Zen Dac」購入の予定だった。が、つい甘い誘惑「普通のCDプレイヤーでもMQA-CDが聴ける」に負けた。個人的にはZen Dacの方が格好良かったけど・・・

結構重いが、高級感があるかといえば???

CD player はDENON DCD-755REという旧式タイプのCD-playerの光出力(同軸出力は無い)とifi iDSDを光ファイバーで接続。出力はバランスケーブルでSONY チャンデバに接続した。

感想ですが、一言「えっ!!」という感激。あのキンキンしたMQA-CDから刺激音がどこかに隠れた感じ。まあ67歳の劣化耳であるからそんなに正確では無いがとにかく求めていた音に近づいている感じだ。

ハイレゾは基本的にhifiではあるが、耳にやさしくは無い。このMQAは気持ちの良い音は、レコードに匹敵するのか?PC内のハイレゾもこれでデコードしてみるつもりだ。今後MQAファイルのダウンロードもあるかもしれない。

その87 お花見弁当ふうラック

Laxmanのキットが4台になって、ラックでも作ろうかなと思っていた矢先。世の中オリンピックの金メダルラッシュが一息ついたので、4台の一体化を画策。

何か、上流階級のお花見弁当風になった(歳がばれてしまう)悪のりして上部に取っ手を付けてみた。木工はもともと苦手。1日で作ったので塗装もなし。コーナークランプとボンドにねじ止めだけど強度はまあまあ。ただ真空管なので熱対策はちょっと心配。

実際はこれに、BBEが参加している。FMチューナーも感度・音質とも合格です。

 

その86 ONTOMO社のラックスマンキット4台目

(左下)デジタルアンプ「LXA-OT4」(左上)真空管FMチューナー「LXV-OT8」が加わって、(右上)のフォノイコと(右下)のグライコと共に4台構成となった。デジタルアンプのみ真空管を全く採用していない。

このデジアンは、ラックス臭さが封印されているが、他の中華デジアンに較べ中域がすこぶる充実している。低域はおとなしすぎるのでグライコの代わりにBBEをかまして聴いている。

FMチューナーは思ったより感度が良い。でも、アナログ形式のチューナーは周波数がぴたっと合わないぶん精神衛生上の不安が残る。安心の音質はさすがラックスマンだ。かつて中学時代はエアーチェックで、カセットテープだけがどんどん増えたが、あまり良い音質ではなかった。当時のTRIO(KT-7000?うろ覚え)のチューナーはそれなりに高価だったが、半額以下のラックスマンの方がいい音に聞こえてしまうのは、自分の耳の退化でないことを祈っておく。

そういえば、最近MQAというハイレゾCDをリッピングしてAudirvana+Zen-DACで聴いてみたが、確かにハイレゾかもしれないが今ひとつなんだな。これが。

最もMQA-CDのいいものに出来和してないだけかも。

 

その85 プチプチ音をへらす

アナログレコードのプチプチ音をへらすためには?

普段のルーティンはレコードクリーナースプレーとベルベット生地の組み合わせですが、レコードのプチプチ音はやはり気になる。

カビが生えたり指紋べたべたてあれば、「その13」に記したようなジャブ洗いが必要だが見た目がきれいでプチプチ音がするということは、針でトレースする溝の奥に埃や異物があるとの考えに至った。

アルコールと精製水の混合液を使いレコード針より細いブラシ(自作)で力強く掻き出すというのが有効か?と思い立ったらすぐ実験だ。

今回はドライウェルは入れずに、無水エタノール+精製水=1:1 システム歯ブラシ6個の自作ブラシで、念入りにクリーニング、バキュームで自然乾燥したところでOYAGクリーナー液とレコクロスで力一杯に溝に沿うように擦った。

結果であるが、我慢できないプチプチ音から、何と音楽を楽しめるプチプチ音に変わった。

すごい労力ではあったが、プチプチ音はゼロにはならなかったが一応、成功としたい。(老骨にむち打って肩こりが・・・・)

その84 LuxのイコライザアンプをMC専用に

お約束通りと言うか既定路線で、LUX のイコライザアンプを、MM仕様からMC仕様に変更した。手順はとても簡単で、4個あるジャンパーピンをMM–>MCの方に差し替えるだけ。要するにフォノアンプの増幅率を上げるわけで、正直音質の劣化は避けられないと思っていた。

当初ハイハット音など高域まがいの特性が落ちたような錯覚があった。グラフィックアナライザでも減衰は見られず、むしろ、それまで現役を続けてきたパイオニアのH-Z1というMCアンプの中高域が耳についていたのに気づかされた結果となった。

STEREO誌付録のこのLUXのイコライザーは実に気持ちが良いのである。ついアナログレコードを取っ替え引っ替えLP20数枚も一気に聴いた。疲れないのである。低域は包み込むようにおだやかで、刺激音が無い。以前持っていたSQ-38というLUXの高級アンプでも得られなかった体験だった。もちろん、現在はSQ-38が手元にないので比較は出来ないが、記憶が正しければ、SQ-38はMCアンプでは無く、昇圧トランスだった気がする。

YAMAHA MC-1S というカートリッジ。現役である。奥のSUB ArmにはTechnics EPC-100C mk2というMMカートリッジがついている。

LUXの下にあるのがPIONEER MC Amp H-Z1からONKYOプリアンプ P-3000のPhonoMM入力に、SUB ArmのMMカートリッジはCAMBRIDGE CP-2を介して P-3000のLine入力されていたが、現時点で(あくまで現時点ではある)H-Z1もCP-2も必要ないくらい気に入ってしまった。ただし古希を数年後に控えた耳なので・・・周波数特性に自信は無いが、ほんとにアナログの音は安心して聴けると思う。

これがCAMBRIDGE CP-2である。MCアンプとしての実力は当初からH-Z1に劣るので、MMアンプとして使ってきた経緯があるが、これもお蔵入りになりそうだ。

その83 STERO付録のキットを組み立てた

昨年2020.6、コロナ禍の影響で自宅にこもってキットでも組み立てようかと考えて購入したものの、暇が無くて忘れていた。youtube見てて、LUXの付録イコライザーを組み立てたという動画がアップされていた、そういえばどこかにあったと思い出した。

ダメ元で「フォノイコライザーキット」(左)を組み立ててみた。筐体のねじ切りが硬くて何個かねじ山をなめたものの無事完成。

イコライザイザー可変のLOW HIGH ボリウムは中途のクリックはあるが、視覚的に0dBのところに赤いシールを貼ってみた。

付属ののJJECC82という球(右)は、聞き比べの結果、ロシア製エレハモ(左)を超えているムラードに球ころがしした結果、我が家の再生装置に合っていたムラードの12AU7を採用した。

感想ですが、一言、「なかなかいい」可変ボリウムはLOW+3dBがベストです。

調子にのって、グラフィックイコライザーも組み立ててみた。5段階のイコライザーは現時点で必要ないが、EQ機能をOFFにすることでハーモナイザーの機能もあるそうなので、詳細は後日にする。

STEREO付録シリーズでは2年前に発売されたLUXのプリメインアンプも欲しかったが現段階では入手困難で、オークションではプレミア価格で2倍以上の高額になっていたため断念。

我がプア・オーディオも安物買いの○○失いの様相を呈してきた。

シラーとFX-Audio TUBE-O1Jが写ってます。LUXのプリメインの代わりに入手。抽選だった。結構、球の味があるので、後日報告とする。要するに今の段階では、球のEQ(イコライザー)のテストが急務です。この12AU7は音楽を聴く数時間前には電源を入れておかないと実力が出しきれないなど、ちょっと手がかかる分うれしいのである。

現在、MMカートリッジに用いているが、基板のジャンパピンでMCカートリッジにも対応できるということで、現用機のパイオニアH-Z1やCAMBRIDGEのCP2などのMC-Ampが引退に追い込まれるかもしれないという、うれしい誤算でもある。

その82 ウーファーアンプボードSW-501

ウーファーアンプボードSW-501という代物を見つけた。どうやらウーファー箱の後ろにインストールするらしい。2chでもう一台のウーファーもドライブできそうです。

基板の後ろ側(改造は不可能です。たぶん)

偶然ですがアンプの壊れたONKYOのウーファー箱が有り。後ろ側に木材を取り付け糸鋸で切って取り付けた。

19Vの電源アダプターを接続。出力もまあ十分、R0コントロールも150Hzくらいにセットして音だし。絶品ではないものの16cmウーファーを軽々ドライブできる。

BBEとの相性もまあまあ。注意点としては逆相接続した方がつながりがいい。

欠点としては電源青色LEDがまぶしすぎるのでムードも何も無い。後ろしか装着できないハズだ。

その81 ortofon MCQ5+SH4R

久しぶりのMCカートリッジの紹介です。以前のAT-F7が期待外れ?だったのでホントに久々のテストになりました。

MCQ5とシェルのSH4Rが取り付けられた状態での入手。

セットしてみるとこうなります。

30K円を下回る割には、しっとりしている。JAZZのフルバンドにはちょっと苦しい。

が。弦が好みのデミおじさんではある。

エージングがまだまだなので、どう化けるか今から楽しみです。

その80 BBE表示につられて入手

NFJ(ノースフラットジャパン)のページで「BEE」というパネル表示を見つけました

デジタルコントロールアンプと言うのだそうです。P01Jという型番です。例え、まがい物かもしれなくてもおじさん的には入手テストは必要と思いました。値段は驚きの2.67k円です。

接続はPC-Dacとパワーアンプの間に接続。ただし困ったことに、入力はまさかの3.5mmオーディオジャック、出力はRCAプラグでこれは問題なし。

見ての通り電源ボタンはありません。後ろの12v電源を差し込むとSTBYランプがつきます。さらにBBE機能とViVa/3Dボタンがあります。Volumeはデジタルで一押しでTRE,さらにもう一押しでBASSが点灯しコントロールアンプ機能となります。長押しで初期設定に戻ります。

さて音色は、BBEは362 482iには遥かに及びません。がBBEらしい音色の変化があります。3Dについてはライブ感というよりボーカルが聞きやすくなります。

一言でいうと面白い。ただチップの寿命がいつまであるかは疑問です。値段的にもう一台買っておくという選択肢もありますが・・・

現在、DOUK AUDIO のデジアンに繋いでテスト中。

その79 DOUK AUDIO のデジアン

Douk Audio 「Hi-Fi 320W Bluetooth 5.0 パワーアンプ ステレオ サブウーファー アンプ」が新しいラインナップに加わった。決め手はSub Woofer 出力があることと、メインアンプに十分すぎるパワーがあること。

試聴一番、結構良い。いやかなりいい。

トーンコントロールも中華アンプの中では嫌み無く効いているし、入力も2系統ある。とりあえず過不足無い。Lo-Dのスピーカーを余裕で鳴らし、SubWooferもフォステクスのCW-250Dにハイカット50Hzで接続した。バスドラの臨場感が特に良い。

BBE362が息を吹き返したような気持ちよさである。問題はこの中華アンプの寿命が如何ほどかと言うことだけだ。

問題が起これば報告する。

その78 MacBookAirの改造-2

SSDへのコピーに失敗したので、とりあえずWebよりOS再インストールを行う。Macの場合、工場出荷時OSは起動時にコマンド+Option+Shift+R 現在の機種がインストールできる最新OSは コマンド+Option+R を押すらしい。

そこで気づいた。最新OSは10.15Catalinaといい32bitAppを切り捨てたメジャーアップデートだった。ここは迷わずMacOS10.8のMountain Lionをインストールを試みた。

数時間かけてインストール終了。KORGのAudioGate4ではSierraで動いてたが、最適なOSはMacOS10.14(Mojave)という情報で、これを最終目的にした。ところが何と10.8から10.14へは直接アップデートできない。そこで10.8—>10.9—>10.14と予定した。ところがである。ネットに置いてある10.9が壊れていてインストール不可とのこと。何度も試したがあきらめた。

ここまで来たら、ダメ元でMascOS10.15(Catalina)を直接インストールすることにした。内蔵SSDのフォーマットはAPFS形式で行い、さらに数時間を要した。

何とか10.15のインストールは成功。だが肝心のAudioGate4が動かず、がっくりしていたがKORGのページでバージョン4.6というベータ版を発見。

インストールしてみれば何と動く。一部録音の際のバグがあるようだが、再には全く問題ない。

内蔵SSDは480GB Transcendというのが256GBのSDストレージ

USBの隣のSDスロットに黒く蓋をしているのが「JetDriveLite」という256GBのSDカード。自然に抜けたり邪魔になったりはない様子。

KORG AudioGate4.6.0で無事起動しました。(背景の汚さはご愛嬌で)

以上。久々にマックでパニクった事例報告でした。MacOS10.15は面倒になった。が現時点ではWin10よりかはマシと思うのだが・・・・

その77 MacBookAirの改造-1

今回は貧乏オーディオとは直接関係ないがPCAudioやLP録音で常用しているMacBookAir(Mid2012)の内蔵SSDが手狭になったので、老眼の眼で、ねじ穴見るのも苦痛なのではありましたが、一念発起してSSDの交換増設に踏み切ることにした。現在のSSDは120GBで、音楽ファイルは外付けHDDに入れてる訳だがやっぱり使い勝手が悪く内蔵の方が便利だ。

Mac機種により適応SSDが違うので秋葉館で確認し480GBを購入。Transcend Jet Drive520というSSDだ。ついでに付属SDスロットに増設できるストレージとして256GB for MacBookAir13″(Late2010~2017)も入手した。

改造前のOSはMacOS10.12 別名 Sierraであり、KORGのDAC-10RでAudioGate4を動かして特に不満はなかった。もともとMac派になったのは外部起動ディスクが簡単に作れるし外部起動ができるということ。トラブルの際にも慌てなくていい点が大きかった。

ところがである。最近のMacの進歩は、小生の予想を遙かに超えていて、まず外部起動ディスクへ復元できない(正確に言うと出来なかった)・・・

結構パニクった。

したがって内蔵SSDの外部ケースへの復元を断念した。このSSDをMacBookAitに内蔵するべく、MacBookAirの裏蓋を開けるというところで大きなトラブル発生。Transcendの製品に付属している5極の星形ドライバ(P-5)が少しぐらぐらすると思ったら2本目からは見事にねじがなめてしまった。

工具箱に星形の5極ドライバなんてない(アップル社は私のような素人老人のアクセスを許可しないためだろう)で、Amazonで1.2mmの5極星形ドライバを急ぎ注文。約1週間ほど待たされた。

これがAmazonのドライバ、5極星形1.2mmという規格。パニクったので、Macの裏蓋を開けてインストールするところは記錄写真なし。

一番下のP-5という型番のねじ回しが欠陥品だったというオチでした。

その76 BBE新旧対決(362の勝ち)

その75で、BBE362が「心地よい音」という表現を用いたが、偶然ある友人が新機種のBBE482iという機種を持っていることを知って、無理矢理借りてきた。

デザインはシルバーと赤という482iに対し黒塗装の362でイメージが違いすぎるが、音色はもっと違って聞こえた。グラフィックアナライザーで特性を見ると低温はちょっと違うものの、高温、中高音は殆ど違いが無い。

この音色の違いはどうしてなんだと悩んだ。

音の印象ですが、362はコンデンサや抵抗の質が違うのだろうか、音に艶がある。奥行きが出てきてバスドラムやトランペットの定位が良くなる。もしかして位相を換えて音色をいじってるような・・・・対して、482iは、平面的な音場でドンシャリになっている。技術者が後継者に音色のことを上手く継承されていないようだ。

482iは高価な割には、周波数特性だけのラウドネス機能だけのようだ。362が中古で出たら、購入を考えたい。

その75 BBEという代物

とある技術系の方の紹介で、入手困難と言われるBBEを入手した。正式には362 Sonic Maximizerというのだそうです。

 

現在でも売買されている機種でBBE482iやBBE882iというものがありますが、技術者が代わっているのでその音質は全く別物だそうです。

パッと見て、昔のアンプに搭載されていた「ラウドネス スィッチ」のようなものくらいに考えていましたが、全く別物でした。

Lo Contour は300Hz付近を持ち上げているようですが、BBE Process は音の鮮度を上げてスピーカーのツィーターの性能を丸裸にします。その結果、音の定位と音場が改善します。

まあ、普段ポータブルサウンドをイヤフォンで聴いている御仁にははっきり言って無用の長物です。

結論ですが、今までCDの音に違和感を覚え、聴くと気持ちがいい音を目指しSACD、ハイレゾ、DAC、真空管アンプ、LPレコードと進んできましたが、このBBEはCDの五月蠅さをかなり改善してくれるような気がします。

この製品は、あまりオーディオ分野では普及されていなくて、放送局レベルの録音などに使われてきた生粋のアナログ機器である。

これを、現在ハイレゾとアナログプレーヤーに対し使用しているが、控えめに言ってもベールが取れたみたいです。現段階では、Demiおじさんの目標に最も近いと感じて久々に音楽を聴くのが楽しくなっています。

USB-DACの下、グライコの上に置いていますが、デザイン的には少しミスマッチです。

その74 USB-DACプリアンプDoukAudio?

懲りない性格のDemiおじさんですが、テスト目的で入手 USB DAC真空管プリアンプです。

正式名称は 「DOUK AUDIO P1 真空管プリアンプ」 というのですが名前からB級品です。発送元はあの有名(違った意味で)なNOBSOUNDでした。というわけで全く期待してなかったのですが、HiFiでヘッドフォンアンプとしてみれば合格でした。

MacBookのUSB端子に接続してRCA OutputからDemi-Ojisanのメインシステムに繋いだところ、NFJの真空管プリアンプとほぼ互角でした。ほぼというのは視聴時間が十分ではなく音が硬くて判定には時間を要する点と真空管が6J5という意味不明の刻印があり、見かけ上通信管の6J1に劣っているように見えました。あくまで外観的ですが・・・・・

もし、使えるようなら、後日再書き込みします。

その73 中華品質のSP端子

100V電源駆動の中華アンプ(アンプとしての音のバランスは今一だがマイク端子もありエコーも内蔵、且つUSBメモリやSDカードのMP3ファイルも再生できるなど、カラオケ的にも司会業務にも使える)を褒めていたのだが・・・・やはり中華品質だった。

電源ボタンが固くてそろそる壊れるかなと思っていた矢先、後ろのスピーカターミナルのRチャンネルLチャンネルのプラス端子が何と2つともポロッととれてしまった。

 

見るからに壊れて当然という機構だわ。これ。ちょっと落ち込んだが、分解してみると基板直付けのSP端子のため直接半田を盛るには、基板だけで無く電源部や入力部全て外す必要がある。

とれたのがプラス端子であり、マイナス端子はしばらく使えそうなので、プラス端子の金具に直接半田付けすることにした。

見栄えは悪くなったが、ちょっとだけの延命となった。

不思議なモノで、気分的に故障したら常時の使用を避けるようになり、電源を入れる頻度は減った。

しばらく使っていなかったLepyのアンプを引っ張り出してみた。マイク機能は無いしパワーレンジもそこそこ。だが基本性能は、しっかりしていて中華アンプの底力を改めて実感することとなった。

その72 プアオーディオNFJの96kHz_DAC

普段はMac miniとKORGのDACを使ってハイレゾを聴いていますが、最近PCMの音が変に耳につくようになった。DSDがアナログ的でいいのだが、市販されている音楽ファイルの多くがPCM96kHz24Bitが多い。

NFJ(ノースフラットジャパン)からDACの新バージョンが出ていた。MacOS9.1以降の我が家のMacBookの内蔵ドライバで対応できるので、気軽に使えるのでポチッと押してしまった。

左からFX-04J+  FX-01J TypeA  FX-00J   値段は左から¥12K ¥3.5K ¥2.5K

FX-04J+が抜きんでて高価な理由はオペアンプのOPA 627AUを DAC ICにESS Technology社製ES9018K2MデジタルオーディオコントロールICに VIA社製VT1728Aを採用を搭載しているため。

FX-01J TypeAはPCM5102Aを搭載

FX-00JはES9023Pを搭載 という違いだ。

後ろから見るとUSB(A)のみというシンプルさ。もちろん電源はUSBに含まれている。

以前から使っているFX-01(左から3番目)を加えて撮影した。大きさを参照されたい。FX-04J+ が丈が短くて横幅が大きい。

ファーストインプレッションは変化なし。エージングによって良くなってきそうな気配があります。詳細は後日評価します。

その71 プアオーディオの新しいアンプ

新しいデジタルアンプです。機能としては100V電源を内蔵していてBTもUSBメモリもSDカードも再生できますが、セレクタで「LINE」を選択しないと再生できないというアナログ体質発揮のモノ。

今までのデジアンがめちゃ軽かった(12V起動の外付けACアダプタがある)ので大きさの割にめちゃ重い。マイク端子も2コついておまけでエコー持ついている・・・というとがっしりした素人受けする機器のようだが、セレクタつまみも電源スイッチも固くてめちゃ壊れそうなチャイナ品質。

で、音は?

Lepyの貧乏オーディオのアンプと比較すると、僅差で価格が安いLepyの勝ち。敗者のKS-33BTですが日本では本気で売る気はないらしく、説明書も中国語と英語だけ。まあ取説は必要ないけど今ひとつ好きになれない。

Lepyを上に乗せて・・・

その70 DP-450USBのダストカバーの足を換えた

アクリルカバーに穴を開けたが、あとで考えて無用だった。

足の固定は両面テープで。

四隅のクッションは、単純に高さ調整。埃の入らぬようにしかもギリの高さで。

純正カバーは以下のように埃よけにならない。しかも演奏中には全くの使用不可です。

 

その69 DP-450USBのダストカバーを換えた

DP-450USB付属のダストカバーは黒いプラスチックで演奏中は使用不可。殆ど埃よけしてくれない。

昔使っていたYAMAHA のYP-D7というプレーヤーのカバーがあったので四隅に穴開けして足を4本付けてみた。高さは約12cm。

まあ美的センスは今一ですね。でも実用上はこんなものかな?

演奏中もふたを閉めて使えるし、演奏終了後に針はオートアップするし・・・とりあえずは成功ということで・・・・・。

その68 似て非なるもの

現在、自作スピーカーのエージングなどに使用していたBluetoothアンプ ELEGIANT ステレオパワーアンプ  100W  超小型(右の赤い方)を時々使っていた。

Bluetoothはあまり使っていなくて、専ら3.5mmのオーディオアナログ入力を使用がメイン。

性能的に絶品という訳でもなく3K円くらいで故障もなくまあまあ使えるという印象だった。

アマゾンを何気なく見ていたとき、何かよく似たようなのが 2K円で出ていた。ELEGIANTの製品でなかったが、どちらも中華製で、基板など殆ど共通なんだろうと・・・・

商品名の明示されていない、まがい物(左の灰色)が到着した。筐体の造りはよく似た素材だと思うのだが、出来自体、全くのチープ。まず、電源on/off SWがない。ヘッドホン端子がない。ボリウムの質感・回転の信頼感がなくふにゃふにゃ-デジタルボリウムでストッパーがない。後ろのSP端子が同じ様に見えるが、ELEGIANTはバナナチップ対応なのに・・・まがい物は押し込婿とができない。

電源ボルトの許容範囲もELEGIANTが12〜24Vなのにまがい物は12Vのみ。パワー感もELEGIANTは普段19Vで使用しているので、まがい物は出力もはっきり低め。

我慢がならないのは、まがい物のBluetoothの起動音。ボリウムに関係なくフルパワーで鳴る。うるさい。いいかげんにしろと言いたい気持ち。

久々の、安物買いの銭失いになってしまった(実は予測内であまり反省していない)

このページを見ている人は、まず関係ないと思うけど、中華製にも品質差ってあるのですね。ご参考になれば幸いです。

その67 貧乏オーディオの本気度

修復した80年代のフラットスピーカーLo-D HS-70Fを中華アンプで肩の力を抜いて聴く音楽は絶品である。(ちょっと言い過ぎた)

最近入手した左の300W+300Wが3.98k円 以前からある右のは2.5k円が信じられない。

ただし12-24V5A程度の電源は別途必要である。

Lo-D HS-70Fは過不足なく鳴ってくれ低域などトーンコントロールは必要ない。いずれもBlueTooth付でSDカードやUSBメモリのmp3ファイルを再生できるが・・・左の機種はそれらの入力が自動切替であるのが凄い。

ただし、中華アンプなので、不具合があってもデミおじさんは一切感知しません。念のため。

その65 プア・オーディオでハイレゾ

プア・オーディオ(=貧乏オーディオ)コーナーの「その53」でLo-D HS-70Fを復活させた際の副産物で、このスピーカーの低音ががやわなトランジスターアンプでは再生できないことは以前アップしたとおりです。ところが「その52」でたった¥3000足らずのD級中華アンプが普通にドライブできているという驚きを報告した。ただ・・・贅沢は言えないが何か今ひとつ物足りない感じがあったのも事実です。

先日、偶然にNFJのサイトでFX-AUDIO-のDACアンプ(D802J++)を見つけた。

USB-DACで、この価格(¥13.8K)で何と、192KHz 24ビットで再生可能とのこと。早速入手し音試しをしてみた。PCは「その28」で復活させたMacBook MacOSX10.7.5である。旧式Macだがドライバは標準装備で動作することはアーキテクチャーでハイレゾ対応しているMacの優位性、特権でもある。

うーん 知らずに聴いたら30万円のプリメインと間違うくらい・・・アンプの実力というよりHS-70Fの度量が大きいせいかも知れないが十分ドライブできているのである。まだ100%は信用していないのでしばらく鳴らしてみることにする。

(追記)しばらく、鳴らしてみた・・・が・・・・どこと云って悪くないんだけど、優等生的で面白味に欠けるのだ。耳に自信がある訳でもなくこれ以上のコメントは避けるが、真空管アンプのあの艶というか、歪みというか、もちろん歪みがないのはD級なので当たり前ではあるのだが・・・・。

現段階の不具合というか不満というか、パワーを出すためのJVCの24V3.5Aの電源の汎用端子が入りきらない。NFJサイトでは比較的高級品のD802J++なのでACアダプターは25V5Aくらいの余裕のあるPSE規格の国産品を標準装備して欲しいものだ。同サイトの電源プラグアダプター(下記)は以前、入手していたので実利用には問題なかったのだが・・・・プラグの抜き差しの際に火花が出るのはいただけない。何とかならないものか。性能上問題ないとはいえ、精神安定上良ろしくない。不安の残る中華アンプなのである。

その64 DP-450USBでUSBメモリに録音してみた

結論から言うと、音量が低すぎて・・・デジタルとは言いにくい。原因はDP450USBの付属MMカートリッジの電圧(2.5mV)が低すぎ。

手持ちの出力の高いMMカートリッジを探すと・・・・

SHURE TypeIV 4mV

Audiotechnica AT-100E 4.5mV

ORTOFON 2M-Blue 5.5mV

TypeIV AT-100E 2M-Blueを順番に試した結果。2M-Blue に決定。最初はオリジナルの2倍以上の出力なのでサチらないかと心配したが音量は若干上がったものの、まだまだ音量は足りない感じ。

保存フォーマットについて、192kbps のmp3ファイルよりかは16bit WAV保存した方が音楽の劣化は少ないようです。ファイルサイズが全く違うので。

その63 FX Audio TUBE-00J Limited について

左が6J1標準搭載TUBE-00J LIMITED          右が6K4標準搭載のTUBE-00J

上記左の00JLimitedのオペアンプはBurrBrown OPA627AU 右の00JのオペアンプはTexas Instrument NE5532 らしいです。

FX-AUDIOより00Jの新グレードが新発売。といっても入荷数が限られていてやっとのことで入手できました。TUBE-00J LIMITED 6J1軍用選別グレード真空管搭載ラインアンプ 特別限定生産モデルという製品で搭載オペアンプは最強のOPA627AUが載って価格は約3倍です。

その61で00J 01J 03Jと比較試聴しましたが、オペアンプの違いごときでそんなに変化があるとは、実は考えていなかった。

ところがである。違うのである・・・・前回の比較試聴では、00Jは6K4という真空管がベストマッチでしたが、00JLimited は明らかに6K4より6J1が合っている。でも何か刺激音はないもののベールをかぶった感があります。複数の6K4や6J1を差し替えながら視聴した結果、Demiおじさんのメインシステムは00Jからベールのとれた爽やかな00JLimited に置き換えとなった。

耳には自信はないが、ハイレゾでもLPでも、とにかくこのオペアンプは爽やかで疲れないのです。もしこれがオペアンプのせいであるなら、中華部品ほんと侮れません。

このオペアンプOPA627AUを取り寄せて、他の01Jなんかにも載せてみようかと妄想が止まらないDemiおじさんなのである。

その62 USBメモリーに録音可能なDENON DP-450USB

アナログプレイヤーでレコードを聴いて至福にひたると、気持ちよくなってつい居眠りをする

—> カートリッジの寿命は短くなるし、レコードの溝も痛める

–> 安心してレコード鑑賞にひたれない

—> 閃き・・・そうだ針が自動で上がればいいんだ

—> オートリフトアップをSAECアームに付けたが、思ったよりがっちりしていて動作が不安定

—> オートリフトアッププレーヤーを探すが、安物のフルオートばかりで、ユニバーサルカートリッジ対応のいいものが全く見あたらない。

ここ数年、幾度となくこれを繰り返してきた。

ネットでDENON DP450USB というアナログプレーヤーを見つけてしまった。普及品のフルオートプレーヤーと違ってユニバーサルカートリッジが取り付けられる。DENONというブランドでもある。

つい魔が差してクリックしてしまった。ついでにLine Out端子もありPCAでアンプ接続できるし、Phono 端子もある。さらには、ハイレゾではないがUSBメモリーに直接録音ができる(後でわかったが、音量は低いし音質はCDレベル以下デ推して知るべし)

欠点:ベルトドライブのパワーが無いのでレコードクリーナーを使うとスリップする。アームがフニャフニャチープ。カートリッジが安物普及品。ダストカバーが隙間だらけで、LPジャケットが立てかけられるものの、埃の多いところでは全くのNG。

アームウェイト調整で針圧が設定通りにいかない。止むを得ず針圧測定して、2.0gに設定できた。

付属のカートリッジは、お世辞にも褒められた物じゃ無い。早速、MCカートリッジに替え鉛のウエイトで何とかセットできたものの、少しはまともな音にはなったが、ヤワなアームが重さに耐えられるか心配。

確認ですが・・・MCカートリッジでは、USB-MP3直接録音はできません。

結論:超弩級のマイクロの糸ドライブターンテーブルとSAECのダブルエッジアームを使っているので、やっぱりひ弱感は否めない。が、アームが自動で上がる便利さには変えられない。USBメモリ-MP3録音はあきらめてMCカートリッジ(お蔵入りのAT-F7が再登場)をつけてとりあえず満足感に浸っている。

いずれ、高出力MMカートリッジを装着して、MP3録音やWAV録音に挑戦したいと思っている。

(追伸)その64で記載したが、現在はOrtofon 2M-Blue がベストマットした。