左からTUBE-01J (6J1) TUBE-00J(6K4) TUBE-03J(6K4)
一番左がミルスペック6J1 あとはオリジナルの6K4 という球です。
視聴結果はDEMIおじさんの耳によれば・・・・03Jは6K4よりは6J1が合っている。00Jは6K4が合っている。01Jについてはどちらでもいい。というより03Jと00Jがあれば、01Jは無くてもいいという結論です。6J1は低音が豊か。6K4はすっきりしているような印象です。
左からTUBE-01J (6J1) TUBE-00J(6K4) TUBE-03J(6K4)
一番左がミルスペック6J1 あとはオリジナルの6K4 という球です。
視聴結果はDEMIおじさんの耳によれば・・・・03Jは6K4よりは6J1が合っている。00Jは6K4が合っている。01Jについてはどちらでもいい。というより03Jと00Jがあれば、01Jは無くてもいいという結論です。6J1は低音が豊か。6K4はすっきりしているような印象です。
ある人から、ご指摘を受けました。
その58に載せている下記写真で、TUBE-03J+の真空管はどう見ても、6K4だと。
正解!!!するどいな〜〜〜
6J1の特級選別・ミルスペックの本物はコレ。
6K4に比べて6J1の特級選別・ミルスペックのほうが、真空管の丈が短い。ついでに赤いシリコンのTUBE RINGをはめている。このリングの効用は
1)マイクロフォニックノイズの軽減
2)真空管の物理的振動の軽減
3)物理的ダメージからの保護
とうたわれてはいるのですが、Demiおじさんには現段階で音の違いが全く分かりません。
NFJさんが売っているのできっと悪くはないんだろうというくらいの、軽い気持ちで使っています。
先ほど(2018.8.30 AM10:00)BDが到着。
カレンダーと3枚組BD+CD
まだ全部は聴いて(視て)いないので・・・・
録音は中の上、絶品とは言えないが臨場感はある。
同じくBeatlesのBDですが・・・・まあDVDよりはまし。
TUBE-01Jに続きTUBE-03J+という、ゼロゲインプリアンプをテストした。もちろん入手先はNFJ(ノースフラットジャパン)ストア、管球はミルスペック6K4を使用。TUBE-01Jの管球がが6J1だったので、音色はきっと異なるはず。
NFJでは管球のグレードを3段階に分けています。通常—–> ミルスペック —–>特級選別・ミルスペック
というわけで、特級選別・ミルスペックの管球に替えてみましたが、6K4 ではなくて6J1と印刷されていました。ということは、 TUBE-01Jのオリジナルの管球6J1 と同じ。特級選別グレードを使っているので、比較としてハイレゾも何れ試してみたいと思います。
気分の問題ですが・・・・トーンコントロールが付いている分だけ、音の鮮度は落ちるはず(あくまでイメージです)なので、手元に置いて音量調節と音質調整ができることで、現在はハイレゾではなくYouTubeの高音質音源の再生に使っている。
YouTubeはその音質がピンキリなので、やっぱりトーンコントロールは必需品です。その意味では大変重宝している。
後日、ハイレゾでの比較を行う予定です。
Dayton Audio AMT Mini-8 エア・モーション ツィーターによく似ているツィーターをAmazonで見つけた。しかも販売があの音工房zである。
音工房zという会社、大山美樹音という人が長岡鉄男の流れをくむような夢スピーカーを作っているので、ここのキットは度々購入させてもらっている。
数年前8cmのフルレンジZ701-Modena BHBSminiを初めて作った。またダブルバスレフのZ-601Modenaも入手した。両方ともユニットはModenaといい音工房zオリジナルである。
当初はBHBSminiで満足していたのですが、ハイレゾの超高域に追従できてないので、同社のZ-501というスーパーツィーターを追加した(下左奥画像)。
今回、同じような物かもしれないが、音工房zスーパーツィーターをさらに一組追加した。
一見してDayton Audio AMT Mini-8 エア・モーション ツィーターに似ていたので思わず入手しZ-601の上に乗せてみた。どう見ても木製枠のこちらの方が格好いい。2μFのコンデンサーが付属されておりプラス端子直結した。クロスオーバー10KHzで繋がっているので、今後、手持ちの1μFや1.5μFも試してみようと思う。
後日、若者を含めた試聴テスト結果をご報告する予定である。
これが音工房zの販売されたスーパーツィーターZ-501である。デザインはハッキリ言って、ダサいの一言である。
何か利用価値がないだろうか?と使ってみた。
普通のカラオケマイクにもならないし・・・YouTubeの音楽をAUXから入れてBlueToothで飛ばしてと考えてもダメ。要するに、BlueTooth電波を外付けの小さなマイク月スピーカーに飛ばすだけ。だった。こう見えて単なるBTスピーカーにすぎないゲテモノだった。
考えようによっては、BlueToothアンプのマイクミキシングを利用した方が明らかにいい音だった。
話は変わるが、音響の研究機材をどんどん入れてったら、ついに人間の居る場所がなくなった。雑多なリスニングルームが、単なる物置と化してしまった。
結論:物は捨てなきゃダメですね。
絨毯スピーカー台を製作 といっても100均のプランター置きに円筒状に曲げた金網を結束バンドで縛っただけ。
横から見るとこんな感じ
絨毯スピーカーを乗せるだけ。
これがこうなる。結構安定しているので蹴らない限り倒れない。
その52の8cm カンスピを10cmの余っていたスピーカー(価格はカンスピと同じくらい)と交換してみた。
このスピーカーには、ねじ穴がなくて、固定バッフルはカーステ用のプラスチック製を用いた。
中華アンプやDENONのSuperWooferとのつながりも問題なく、カンスピに替わってこれが完結型になりそうです。
ちなみに旧8cmカンスピの絨毯スピーカー。
1983年頃の購入だったと記憶している。
20年くらい前、片方の低域が歪んでとても聴ける音では無くなったため廃棄処分を考えていた時期があったが、粗大ゴミで26kgもあるため捨てられてなかった。
平面ウーファーバッフルなので、とりあえずウーファーを外してみた。ウーファーユニットはアルミの円錐型におそらく発泡素材を充填されたもので、エッジは頑丈な紙製ギャザーだった。
ウレタンエッジでなかったのでもしもの可能性を考えて、何回も平面バッフル面を押し込んでいたら、突然抵抗がなくなった。もしかして壊してしまったかと心配したが何も起きていなかった。再びウーファーを戻して中華アンプを繋いでみた。
当時ヤマハの20万円くらいのプリメインアンプ200W+200Wでは力不足で低音はスカスカ。トーンコントロールで補正しないと使えない代物だった。ラックスの管球アンプ30W+30Wでかろうじてドライブしていた記憶がある。ところがである。たかが2.5k円のデジタルアンプでドライブできたのである。もちろん、絶品というわけではないが十分使い物になっている。恐るべし、中華アンプである。
細かいことを言うと、スピーカー前面に付いてるMID とHIGH のアッテネーターがガリオームだが、両方とも多少は機能しているので触らないことにした。
最近、低域はコンクリートホーンか小口径のバックロードホーンを聴いていたので、30cmのウーファーの音が実に気持ちいいのである。住宅事情にもよるが、よく考えたらこんな低音は国産のスピーカーでは体験できなくなっている時代なのだ。ほんとに残念だ。
Demiおじさんは、貧乏オーディオという言葉が適当でないと思いプア・オーディオと表現、主張し続けてきた。でも今回のシステムはとにかく安物だけで構成したシステムとなった。
まずはアンプ。これは中華デジタルアンプで2.5k円。20W+20WでBlueTooth付き。Mac mini でBlue Toothで飛ばすだけでなく、何とUSBメモリーやSDカードのmp3ファイルも直接読める。さらにRCA入力までも備えている。
欠点は中華アンプ故の耐久性。今のところ故障はないが不安要素の一つではある。
次はスピーカー。FOSTEXの8cmカンスピをMDFバッフルに取り付け、丸めた絨毯の上にのせた。ニトリの絨毯は昔購入したもの、0.7k円くらいだったと記憶。おそらく片チャンネルが2.3k円とジャンク品並。L+Rのステレオでも4.6k円。エージングにより中高域のピークもなくなり、ヘタな2−3万円のバスレフ箱よりましになるはずだ。ただし構造上低域が出にくいので粗大ゴミのサブウーファーを修理して使うことにした。
このDENONのサブウーファーであるが低域は歪みだらけ。分解してみるとウーファースピーカーエッジがぼろぼろだった。早速セーム革を貼り付けて修復。結構手先を駆使した。アンプ部分は生きていたので無事音が出た。ゴミなのでタダだったが。キョンセームの値段が高かった。セーム革はコーン紙とテンションを加えて貼り付けた方が低域は出るようだ。ゴム糊は老眼鏡を駆使しながら慎重に貼り付けたので大変疲れた。
内蔵アンプが壊れていた場合は、上記のようなローパスフィルターを介してアンプ増幅する。今回は必要なかった。
さて、試聴である。
実はDemiおじさんのメインシステムにあっては絨毯スピーカーは現役である。16cm TRIO(kenwood)の2Wayを使っておりボーカルの奥行き補助のためだけに使用中。そのときのテストで購入したFOSTEX 8cm フルレンジの再登場である。この絨毯スピーカーというものは低域を出さないかわりにユニットのもろ実力を出してしまう。要するに箱鳴しないので高域がきれいなのである。
サブウーファーを繋いで、目をつむって聴くと、FOSTEXのP-800kの音はびっくりなのである。FE83Enに替えたらさらなるバージョンアップになることは間違いない。ただそうなれば、サブウーファーの力不足が目立つかもしれない。
0.47~2μFのローカット フィルムコンデンサー
スーパーツイーターの追加についての備忘録である。
-6dB/octのローパスコンデンサについて
1.極性のあるコンデンサは使わない。
2.フィルムコンデンサを使うがツイーターの+極に直結する。
3.耐電圧は25V以上。
f(KHz)=159/8xμF ≒ 20/μF
0.47μF(40KHz) 0.68μF(30KHz) 1.0μF(20KHz) 1.5μF(13KHz)
2.0μF(10KHz) 3.3μF(6KHz) 4.7μF(4KHz)
普段使いのBluetooth SPは Bose のSoundLink Mini IIというもの。とくにこんな小さな機器で低音も出るし、イージーリスニングには十分だ。でもプアオーディオの骨頂からいってもう少しCP比のいいものを探してみた。
最初は ARCHEER A320というスピーカーネットすらないスピーカーむき出しの機器。でも竹製のスピーカーバッフルはチープ感がなくて美しい。
iPodのBluetoothとの相性もいいし、後ろのバスレフダクトをスポンジで塞がないといけないくらい低音が出る。
次に選んだのがGGMM_M3というBluetoothに加えてWiFi伝送できるAirplayも可能な機器。
Bluetoothでは味わえないiTunesからのAirplayをWiFiで送信して、ストレスのない音色が得られた。上面に位置するボリウムがアナログで結構気に入っている。これもエージングするほどに音がよくなっていく印象だ。
WiFiおそるべし。
このところ、寒さゆえめっぽう倉庫にこもる頻度が減っています。真空管プリアンプのテスト中心で、AT-F7のエージングもそろそろ飽いてきました。
やっぱり性能的に YAMAHA MC-1S に大きく及ばないことでDemiおじさんのレファレンスから外れることになった。
やっぱりMC型とはいっても、安物では気持ちいい音の再生は無理なんですかね?
次はMM型でも物色しようかなぁ。
Tube-01Jというゼロゲイン真空管アンプが、ハイレゾのデジタル臭さを改善してくれるというお話を「その38」で聞き込みました。
今回は、その続編です。Little Dot IIという真空管プリアンプでゲインはほどほどですが、ボリウムコントロール可能です。ということは音量調節という余計な回路が入っているわけで、ドライブ管とパワー管という2つの回路を通ることでTube-01Jよりも純度はさらに落ちるハズです。
というわけで、期待せずに純粋にヘッドフォンアンプとして導入してみました。
例によって、中国球ですが、ドライブは6J1 パワーは6N6でした。凝りもせずに即座にロシア管に入れ替えました。6J1P と 6N6Pというちょっとだけバージョンの異なる球です。
音が・・・音が・・・全然違うのです。ゼンハイザーが。
中国管は、硬い音でハイ上がり、失敗だったかと後悔したが、ロシア管は柔らかい。女性ボーカルに奥ゆきを感じる。Tube-01Jと違ってボリウムが左右同時に増減している(実は日本では当たり前なのだが中華アンプではよくある不具合である)
そこで、よせばいいのにTube-01Jと入れ替えて接続してみた。音はTube-01Jより少しだけ硬い。が、エージングで改善されるような気もする。
鮮度が落ちているといいう感じはないがボリウム位置によっては音の構築(性質)が異なる。
ボリウム9時ではおとなしいというか全く物足りない。12時になると少し元気が出てくる。15時ではいい意味でHiFi感を感じる。最高ゲインの5時ではちょっとうるさい。ということで目下のところ15時でエージング中である。
もしかしたら、 Tube-01Jを超えるかもしれない。
中学高校の先輩であるA氏よりJAZZレコードを寄贈いただきました。
その多くは初めて聴くアルバムで、うれしさ100倍です。
多少の傷はあるものの中古レコード店の美品よりかきれいでした。所有者だったA氏のレコードに対する扱いの丁寧さ故に、時間を忘れて聞き惚れてしまうレコードです。早速、静電袋を新品に取り替え、クリーニングを行いました。Wynton Kellyが多く、Bill Evansなど名品もありました。
オープン型ゼンハイザーHD-598SE 耳あたりのよいイヤーパッドが耳全体を覆い装着感抜群。しかもそれほど高価でもない。
ハイレゾと言えば、以前、父が所有していた「STAX」というコンデンサ型ヘッドフォンが逸品だった。目をつむると楽団が目の前で、音楽を奏でてくれる。倍音をゆとりをもって再生し、疲れないといったら嘘になるその重さだった。(1キロを軽く超えていたと思う
当時、STAXはヘッドフォンとは言わずイヤースピーカーと言って、耳の横に長方形のスピーカーボックスを配置し不格好だった。セットされたヘッドフォンアンプを含めて30万円くらいした記憶がある。高価でありあまり聞かせてもらえなかった。
正直言うと、そのときのコンデンサイヤースピーカーの音は忘れた。でも感動だけは残っている。ゼンハイザーはおそらくはSTAXの足下にも及ばないとは思うが、室内楽とかのジャンルを選ばない点では優秀と思う。還暦過ぎた耳にとってゼンハイザーで聴くJAZZの再生は逸品といってもいい。
わずかに、女性ボーカルだけは、振動板の劣化したオープン型ゼンハイザー(HD-424X-下図参照)にもかなわないと思う。正確な音すぎて艶が乏しいのだ。
一番小さいオープン型KOSS PORTA PRO 気軽なリスニング向け。イヤーパッドが国産の汎用品で間に合うのが嬉しい。細かいことにこだわらないYouTube試聴に向いている。
備忘録として残していたので、ケブラー糸を結び直した。5年ぶりのことです。
上手くいかないのは視力低下と、手先の劣化。
で。何とか復旧したが・・・・そんなに強くテンション上げなくても十分ドライブできることがわかった。
ちょっと考えていたのですが、レコード洗ったり、静電袋を取り替えたり、カートリッジのリード線取り替えたり、スピーカーの調整やら振動対策など、なんかオーディオショップの店員になったように感じる今日この頃です。
Micro の超弩級 RX-5000 RY-5000 糸ドライブ+SAEC トーンアームをダブルで。
アラミド繊維のケブラー糸30番をネットで購入した。
ハイレゾ音源の再生時、ロシアの真空管ゼロゲインアンプを入れることで音楽の純度を落として以後、ハイレゾが聞きやすくなった。とはいえ、まだまだ録音のいいLPレコードには勝てない。
Denon DA-300USB、KORG DS DAC-10R、ONKYO P-3000R
e-ONKYOなどで購入した96KHz 24Bit の音源でも還暦過ぎた耳のせいか将又、機器のエージングのせいか気にならなくなった。逆にBD-180というブルーレイプレーヤーで聴くSACDが耳に優しく感じるようになった。
やっぱり耳の劣化だろうか。
Demiおじさんのリスニングルームの音響測定を一手に引き受けてきたfo-Resであるが寿命が近づいてきたようだ。1970年代から使用されてきたのでお疲れ様というべきだろう。このグラフィックアナライザーはブラウン管式である。昔の友人など使って見せるまではオシロスコープだと思っていたようで・・・
で。ついに画面が出たり出なかったり・・・せっかく(その9)で専用コンデンサマイクの電池が入手できずに、Oraのマウススプレーのプラ容器を改造して9V電池を自作したのに・・・・
早速、代替品と言うことで、iPadでRTA系のAppを探したが、マイクの関係で使用に値するものは見つからず、断念。
次に音工房Zなどで使われているPHONIC PAA3 Audio Analyzer という機種に注目。でも正直使いにくい。小さいことはいいことですが、所詮騒音計の域を出ていないと思う。台湾製なのか日本語マニュアルの表現が下手。
とはいっても、iPadのソフトよりは遥かにましなようです。
SANWA fo-Res Graphic Analyzer
(再掲)SANWA 音響測定用コンデンサーマイクと自作9V電池
fo-Resの純正マイクの電池(H-7D 3CR-MIC9V)はすでに製造中止。5C2V端子とOraマウススプレープラ容器で4LR44+LR44+LR44=9Vで自作しました。あくまで自己責任で。
(備忘録)オーディオ構成が複雑になったので整理。
LPレコードを主とした1)アナログ系、ハイレゾ音源を中心とした2)デジタル系、BlueRayソフトで構成する3)映像系に分けた。
アナログ系は MicroRX5000糸ドライブ+サエクアーム+MC-1S+HZ-1—->ONKYO P-3000Rへ
デジタル系は Mac mini 改+DS DAC-10R+ゼロゲインTubeアンプ—–>ONKYO P-3000Rへ
映像系は BOP-180+DA-300USB+TAXAN プロジェクター—–>ONKYO P3000Rへ
アンプはアナログで受けたP-3000Rをチャンデバ2台で5chに分割(高域、中高域、中域、中低域、低域)+オールホーンスピーカーに接続
位相はずれるが、好みによって60Hz以下のサブウーファーをかぶせる。
Demiおじさんのリスニングルームは、倉庫兼用のため冬場はとにかく寒〜〜い。
ですから、エアコン付けても底冷えがする。専ら、ゼンハイザーヘッドフォンとウオークマンでぬくぬくとハイレゾ聞いています。
レコード再生のMC であるAT-F7のその後ですが、イージーリスニングの域を出ないので、JAZZを聴く際にはYAMAHA MC-1sに戻しています。
さて、デアゴのJAZZ Recordの新譜ですが、中にはいいものがある。どれとは言いませんが・・・・で。DSD録音しようとしたが・・・・。
寒いとカートリッジのダンパーは硬くなるし、アンプその他のエージングにも数時間かかる。
レコードを聴く機会がめっぽう減ってしまって、サイトの更新もできていません。
というわけで、2018年あけてしまって、おめでとうです。
カートリッジと言えば、なんといってもMC型である。デノンDL-103 ヤマハMC-5 MC-1Sと使い込んできた。ダイナベクターやオルトフォンもあるが、何れも販売時期は結構古い。
現行品のMCの音も聴いてみたくなった。かといって高級品には手が出ないし。口コミで比較的評判の良かったオーディオテクニカのAT-F7というMCカートリッジに目が止まった。どうせリファレンスにはならないだろうという軽い気持ちで・・・・
実際のところ軽さが半端ない。シェルに錘を付けてやっと対応した。加えて、何と言ってもシェルへの取り付けにくさはピカイチ。針カバーしたままではネジは締められないという欠陥品。針に引っかかりそうで、久しぶりに緊張して精密ドライバーを回した。
で。音だし一発目・・・予想通り大した音は出ない。低域も高域もダメ。寝ぼけた音である。一瞬、失敗だったと後悔した。
しばらくエージングしていたら、徐々に・・・・寝ぼけた音が減ってきた。
半日、鳴らした頃から実力はDL-103を越えた。もうちょっとするとMC-1Sを越えるかもしれないという期待。現実にはハイエンドとローエンドはMC-1Sに劣るが、強調感が無い素直な音なのである。還暦過ぎの耳には、かまぼこ形でローエンドとハイエンドが伸びた理想的な特性に聞こえる。中域も重視なので、たとえばJAZZだとさらっとしすぎるという意見もあるかも。
というわけで、MC型として我が家のリファレンスの一員に昇格した。オーディオテクニカというとMM型カートリッジやMCアンプはあるがたいした実力ではないと思っていた、実際イヤーフォンくらいしか魅力はなかった。ところがどうして、安いMCカートリッジもいける。同社のMC型の高級品も是非聴いてみたいけど、予算の関係で諦めることにした。
LPレコードのパチパチノイズの原因としては、その多くは埃、ゴミ、カビのたぐいだと思う。
でも、静電気によるものも皆無では無い。湿式レコードクリーナーなど使っておれば基本的にあまり気にしなくて良いはずだ。ところがDemiおじさんは、できれば湿式クリーナーは使いたくない派だ。普段使っているシステマブラシなどもしかして、埃を静電気で寄せ付けているのではと思い立って、以下の静電ブラシの効果を確かめてみた。
早速、結論にゆきますが、確かに室内の湿度も大きく関与しているとは思いますが、Demiおじさんのレコード再生環境では実質的な改善効果は認められなかった。
以上。
どこかの雑誌で「デジタルサウンドの耳につく硬い音はゲインゼロの真空管アンプを中途に入れると気持ちいい音になる」という記事を目にした。
でも、読み進むと、要するにアナログ歪みを付け足してハイレゾの鮮度を落とすのが目的ではとちょっとだけバカにしていた。でも、いつの間にか「Demiおじさんの気持ちいい音」というコンセプトに似ており無視できなくなった。
真空管アンプのゲインの無いプリ部分だけの製品って無いはずだし、殆どがイコライザアンプだし、仮にあっても高価だしと諦めていた。そんな時、中華アンプを輸入して、一手間加えた製品を出しているNFJという会社の製品を偶然見つけてしまった。
FX-AUDIO Tube-01Jという機種である。12V_DC起動のゼロゲインアンプである。が、チープで華奢で長持ちはしそうにないしと否定コメントになるだろうと予期していた
LPレコードの音で調整している我が家のマルチシステムであるが、ハイレゾを聴く際にはやむなく中高域のゲインを落とすことも多々あった。
早速、KORG DAC-10R とONKYO P3000 の間にこのアンプを入れてみた。火を入れて待つこと約5分で真空管は熱くなり音も出た。う〜〜ん、予想通り曇った音だ。楽器の定位が甘く、低域が控えめ。ちょっとだけ右に定位する。もしかして真空管のバランスのせいかも・・・・と思い出したら。ここで止めないのがDemiおじさんである。
軍用グレード管(ミルスペック)という交換真空管があるという情報を入手した。で。ロシア製のものを入手交換してみた。あまり大げさに書くつもりはない。が。正直びっくりした。目の前が開けた定位を示したのである。
確かにピンポイントの定位ではない甘い定位ではある。が気持ちのいい音なのである。ただし、ハイレゾ云々を口にする人にとっては無用の長物だと思う。調子に乗ってLPレコードにも使ってみた。ところが全く〜〜良くない。ただ鮮度が落ちるだけだった。
次に96KHz24Bitの購入したハイレゾでも使ってみた。音響の専門家でもない還暦過ぎた私の耳のせいか?冷たいPCMの音が1Bit DSDの様に暖かく聞こえるではないか。しばらくは耳の衰えたDemiおじさんのレファレンスになりそうだ。
気になってもう一度、Tube-01Jアンプに付属していた中国製真空管に換えてみたが、やはり全くダメだった。さすがソユーズ、さすがミルスペック、さすがのロシア管であることを思い知ることとなった。
洗うのは、ベルベットクリーナーがいいのですが、本物のベルベットは高価で入手が難しい。ええい、洗浄ブラシもついでに自作しちゃえ。
というわけで懐かしいプラスチックのカセットケースにシステム歯ブラシ6本の先を、ビタガンでくっつけた。コツはカセットテープ面と歯ブラシの裏をヤスリで削り接着樹脂を付けること。
洗浄だけでなく、レコード演奏直前のベルベットクリーナーと同程度に、ゴミを掻き出してくれるようだ。で。結構気に入っている。システマの歯ブラシは、薬店で買うと高価だが、ネットで6本単位で安く売っているのを見つけた。
汚れのないレコードの保護にも用いられるクリーナーのレイカのバランスウオッシャー33ですが、性能はピカイチです。欠点はA液、B液がやっぱり高価です。
で、パチパチノイズや見るからに汚れているレコードに対しては、以前作ったことのある洗浄液に戻すことにした。イソプロピルアルコール50%30ml+精製水30ml+ドライウェル0.3mlで調整した。(計算上イソプロピルアルコール25%+ドライウェル0.3mlの混合液です)
クリーナーのベルベット様のものはionのVinyl Alive付属のを使用。ionの洗浄液は未使用なのでコメントしません。
埃やカビの生えたレコードはこれでジャブジャブ。アルコール臭はかなりきついがコストは安い。
その後
ケルヒャーの窓水滴除去用バキュームWV75で水滴を十分吸う。拭くのはビスコ33とガーゼ、半日乾燥します。
レコード洗浄の際にレーベル保護のLC-1を使っていたのですが、パッキンが上手くセットできないので若干の水漏れが生じる。パッキンの弾力性不足か?
というわけで、それなら、いっそ作ってしまえ。
10〜12cmの丸い容器を探していたら・・・CDケースが目に付いた。その蓋にゴムをかぶせる。穴を開けてM6ビスナットのチェンジノブで挟み込むという方法。レーベル保護だとちょっとだけ大きく、曲によっては内周の演奏部分に接触する。
こんな感じ。
もうちょっと小さい丸いものをホームセンターで探していたところ。茶托(プラスチックで1個¥100)が目にとまった105mmとちょうどいい。
真ん中に7mmの穴を開けて、縁の少し内側に防水ウレタンを貼り付けた。同じようにM6ビスナットに換えノブをセットしてレコードを挟む。
で、完成型がこれ。
まあこれといって不満はなし。防水も上手くいってる。
中古レコードなどは、その13の自作の洗剤で丸洗いしそれなりの効果はあった。
とはいうものの、一見きれいなレコードも雑音が多いモノも多い。そこで、プロが使っているというレイカ社の「バランスウオッシャー33」と「ビスコ33」を入手した。洗浄A液と保護B液に分かれており、どっちかというとA液の方を多く使う。決め手は非洗剤、非アルコール、非シリコン、非帯電防止剤という点だ。
見た目が汚れているレコードは、その13に解説した洗浄をまず試す。本品は一見きれいなレコードをクリーニングによってよりきれいにする。手垢防止や防カビ効果も期待されている。
静電防止シートの上でA液、B液と使ってみたが、ノイズの多いレコードが新品のように復活するところまではいかなかったが、確かに雑音は少なくなっているような印象ではある。
ビスコ33という何の変哲も無い紙ふきんも効果があるのだろう・・・・決してメガネふきやティッシュぺーパーなどは使わないこと。
かつて一世を風靡すると思われた SACD (Super Audio CD) について
録音された古いマスターテープをDSDでデジタル保存して焼き直したSACDが出来た。録音状態も良くて、当時は時代を席巻するだろうと思った。その多くは現在では廃盤になり入手するのは難しい。(ただしクラシック分野では現在でも新譜がリリースされている)実際、SACDのJAZZの多くは結構いや、かなりいい音なのである。
この音をちゃんと再生させるには、ほんとにまじめに作られたSACDプレーヤーが必要なのですが、残念ながらC/P比のいいSACDプレイヤーは現行機種にも見当たらない。あるのは各社CDプレーヤーのフラッグシップ機であり40〜50万円以上と非常に高価である。しかも2.8MHz 1Bit DSDをそのまま再生できるモノは数少なく、一度PCMに変換して再生または出力する機器が多い。それ故 SACDの実力は96KHz 24bit程度にとどまる。
SACDの開発元はSONYとPhillipsだそうで、かつてSONYにSACDのDSDファイルを直接デジタル出力できる普及機を作って欲しいと手紙を書いたことがある。が、全くなしのつぶて。返事さえ来ない。やっぱり役員が日本人でないと日本語が通じないのか、はたまた大手企業は消費者を無視するものなのか。Walkmanハイレゾプレーヤーでは珍しくSONYを褒めたDemiおじさんではあるが、PS HX-500と同じく、企業理念に大きく失望した。今後はSONY製品はたぶん買わないつもりだ。
DemiおじさんのSACD再生であるが、旧パイオニアのブルーレイプレーヤーBDP-170からPCM変換された信号を88.2KHzで取り出してDENONのDACを介して聴いているので、信号音源はハイレゾに違いないが、1Bit DSD ファイルではないので心情的に今ひとつ満足できないで居る。
ネットではプレステ3の初期型でSACDから直接、DSDファイルを取り出すという違法リッピング方法があるそうだが、PS3も持ってないし、スキルも無いし、平成24年の法改正以降は違法ということなのでスルーする。
最後に、ホントに良い録音はモノラル、ステレオに関係なく存在するのである。かといって78回転のSPレコードは好きになれないし・・・・行き着くところはLPレコード以外にはないと思っているDemiおじさんではある。
今回のコメントは還暦をすぎて耳の衰えた、あくまで「Demiおじさん」の見解ということを最初にお断りしておきます。
先日、ある会合があり、50歳前半の方とのオーディオ談義の中で、「やっぱりハイレゾはいいデスネ〜〜」と言われた。あまり否定はするつもりはなく「そうですね〜〜」とお答えはした。でも実のところはアナログの方がはるかにいいんだよ〜〜と心の中でつぶやいていた。
e-ONKYO、OTOTOY、moraにしてもそうですが、ハイレゾはCDよりは高域が優れているので低域も締まり、いいのはよく解ります。でもX倍音が再生できるLPの方がとにかく気持ち良く聴けます。
市販ハイレゾ音源は音響技師の腕によるが、最初から録音のいいマスターテープを焼き直しているので確かに当たり外れは少ない。
ところが LPレコードは録音技師の腕が大きく左右します。さらにカッティングの際に使ったRIAA機器の優劣に大きく左右されます。かつてはRIAA規格でないイコライザーも多々あったのですが自然淘汰でRIAA規格に落ち着いた。ですから再生時にはカートリッジやRIAAイコライザアンプはケチらず贅沢したい。
1960〜1970頃にカッティングされたクラッシックやJAZZに、録音の良いモノが隠れていて1985以降のLPの殆どはゴミです(だと思いますが断言は致しません)意外と知られていないのがダイレクトカッティングなどバブル期のお金にものを言わせて、これでもかとキンキン音の録音したやつ。聴いてみるとピークでは歪みが出ているし録音技師の耳が悪いのか腕が悪いのか、装置が悪かったのか・・・・・・ロクなもんじゃない。
Demiおじさんがアナログ再生で最も多く使っているカートリッジはYAMAHA MC-1S です。TechnicsのShellが安物という点は納得して、鳴きが気になるので、鉛ウェイトでダンピングしています。
JAZZはDENON DL-103が定番とよく言われますが、中音域重視の個性なのかゴムダンパーのへたれなのか分かりませんが、超高域の出方が今ひとつなのでお蔵入り。一応新品購入したのですが、他のDL-103も聴いてみたいけど・・・・。
SONYに近年発売された LPレコードを DSD 録音できるというアナログプレーヤーがある。早速 PS HX-500を借りてみた。ベルト回転はまあ新品なのでこんなモノ、アームがよくありません。カートリッジは最悪。ユニバーサル規格ではないのでMCカートリッジとの比較はできないしカートリッジをオルトフォンのMM型(2M Bronze)に換えるとアームの高さが合わない・・ので諦めた。メーカーによると録音時のレベル調整などDSD録音に影響の無いように付属カートリッジのみが保証との返答であった。
でも一言。録音音量の低い曲はメチャクチャ音量が足りない。静音部ではハム音はするは、ゴロ音はするは、これがデジタル?ほんとDSD? ガッカリだ。まあ、これが天下のSONYの技術(ゲーム機以外はまじめさが足りない)なんだとはっきり失望した。