その31 KORG AudioGateによるDSD録音の備忘録

KORGのAudioGate4のマニュアル備忘録である。

Edit/Recボタンを押し、Phono入力の設定 RIAA設定を忘れないように。

Input monitorボタンを押して、Autoではなく強制的に5.6MHz 1bit DSD で録音させる設定

レコードに針を落として、ピークを上回らないようにマスターボリウムを調整する。設定終了後改めて針を落とし同時に録音ボタンを押す。録音が終了したらストップボタンを押す。

録音されたファイル(Recording2017xxxxxx)を開いて編集モードにする。Addボタンで、1曲ごとにマーキング。M001ボタンで赤い線までの曲を選択しDivideボタンで分割する。分割ファイルはRecording2017xxxxxxという名前が付く。

時間ごとのファイル名が付いて曲演奏時間が表示される。次に分割ファイルを個別に選択して開き、5.6MHzとなっていることを確認して後、曲名を付けてExportボタンを押せばその時点で録音フォルダに、DSDIFFファイルが作成される。これを分割された曲ごとに繰り返す。

7分の曲で400MB弱というサイズである。6曲で2GB程度の容量になる。

以上、分かりにくいが備忘録なので・・・・・・

その29 MacProもどきを作ってみました

MacProのモノマネではなくて、拡張性のあるMac mini というコンセプトで考えてみました。我が家のMac mini はというと夏場にはファンは回りっぱなし、プラスチックの裏蓋はかなり熱く70℃近くになり熱暴走一歩手前になります。黒鼓という寸胴筐体を見つけた。筐体の上下に12cm強力FANを置き、2TBのHDを内蔵させてみた。FANの音が思ったより大きいので手動のFANコントローラーつまみを付けました。1時間ほど動画のレンダリングさせた後、寸胴内の温度は32℃でした。一応成功と云うことにしておきます。

MacProのモノマネではありません(じゃあ何でりんごマークが付いてんだと突っ込みがきそうなので、りんごマークは大きくして後ろの I/O 側には配置していません)熱暴走の心配が無くなると精神的にいいもんですね。

一応スペックは、Core i5 2.3GHz 8GB/500GB/2TB High Sierra macOS 10.13 で Mac miniを分解せず内蔵としたMusic専用機 としてKORG DS-DAC10R に接続中。

その28 MacBookのバージョンアップ修理と訳ありUSB-DAC

MacBook Core2Duo 2.2GHz 6GB/480GB SSD   と ローランドMobile UA-M10

8年前に家族に貸し出していたMacBook Late2007というマックですが、バッテリーが壊れて起動も不安定とのことで、我が家へ帰ってきた。

とりあえず現状はCore2Duo 2.2GHz 4GBメモリ HDは250GB OSX10.7とう〜〜ん古い。8年間の月日を感じた。捨てるのも忍びないので音楽プレーヤーとしての2ndライフを模索してみた。

ストックを探して、Winノートの4GBのメモリを見つけたので認識するかどうか試すと難なく6GBとして認識できた。4GB以上は認識できないはずのだったので悪のりして4GBをもう一枚刺してもやはり6GBどまりだった。

ちょうど480GBのSSDが手持ちにあったのでそちらにOSX10.7.5をインストールして後、内蔵HDと交換し無事起動できた。実はここからが大変だった。Audirvana plus v2を以前使用したことがあって、インストールしようとしてもダウンロードサイトではすでにMacOSX10.8未満はサポート終了。バージョンもv3しか選択できないしインストールさえ不能だった。やむを得ずKORGのサイトからAudioGate v3という古いソフトをインストールしたがv3はメイン機器のDS-DAC10Rでは認証できず、DS-DAC10という古い機種を使用してやっとのことで認証できた。一度AudioGateが認証できたらあとは他のUSB-DACでもOKだ。

USB-DACについて、偶然ネットを見ていて、OTAIRECORDのサイトでローランドMobile UA-M10箱つぶれ品を何と¥9800で入手した。サポート終了品だったが早速繋ぐとちゃんとPCM 192KHz 24bitやDSD2.8/5.6MHzのファイルもネイティブで認識できた。重さも軽いし3.5mmのヘッドフォン端子もある。音も幾分良いように聞こえるから不思議だ。LineOut端子もあって130gと軽い。さらにバスパワーだ。

箱のつぶれていない箱つぶれ品のローランドMobile UA-M10 と KORG DS-DAC10

その27 さすがのビートルズ アビーロード LP盤

ビートルズはブルーレイで発売した「1+」を持っている。BestCD盤も付いての3枚組である。BDは動画&静止画付きで当初は古い録音なのでQualityにはそんなに興味は無かった。がYellow Submarineのアニメもあったりとそれなりに満足していた。

先月デアゴスティーニからビートルズのLPレコードが発売された。初回盤の¥1990のアビーロードを入手した。BD盤に付属していていたBestCD盤と早速聞き比べてみた。結論はLPの勝ち???と思う。 レコードの録音は少し手抜きしたかと思うくらいレトロなイメージで超高域が出ていない感じ。が、あとでCD盤を聞くと良くも悪くもいわゆるHiFi音源。というか長く聞くと耳が疲れるCD盤。

ところがである。LPの方はリラックスして聞けたのである。耳を澄ませば高域も倍音も出ている。あくまでDemiおじさんの個人的な見解なのでコメントに責任は持てないが。デアゴの定期購読は申し込まなかった。

というわけで、例によってお気に入りのLPはKORGのDS-DAC 10RとマックパソコンでDSD録音した。

まずは接続。レコードプレーヤーのMCカートリッジの出力をパイオニアのMCヘッドアンプを介してDS DAC 10Rのphono入力に。真ん中のUSBケーブルはマックとの接続用。左のRCAはプリアンプLINE入力へ。

KORGのAudioGate4を立ち上げて、セットの後、録音ボタンを押すとボリウム周りが赤い色に変化する。

片面のLP盤をDSD録音した。

録音データを無音部分を参考に曲ごとに切り分ける。曲名をつけて書き出しすれば、ハイレゾDSDファイルができあがる。

録音したハイレゾDSDファイルをもう一度聞けば、針を落とさないでいいという安心感か、さらにハイレゾ感が増す感じである。でも正直ハイレゾDSDはほんのちょっとだけLP盤には劣るようである。

ビートルズ世代より後の世代に生まれたDemiおじさんですが、さすがビートルズ、腐ってもビートルズです。Demiおじさんの時代のグループサウンズは、すべてビートルズの物まねから出たへたくそバンドだった。と今は理解している。

その26 CD transportについて

CD playerではなくCD transportについて

まだ、ハイレゾの入門時代だった時。

20Hz~20KHzという周波数制限のあるCDをハイレゾで取り込めたら、もしかして、いい音がするのでは?という浅い考えがあって導入したCDトランスポートだった。

普通の44.1KHzの16ビットCDがPCM 192KHz 24ビットで取り込めるというので、スゴイ技術だと当時は過度な期待をしていた。

結論から言うと

邪道だった。だって情報がない峡帯域のCDをどうやってハイレゾに再現できるのか。何?補完だって?見かけ上のハイレゾ。

それで倍音が補完できるわけ無いでしょう。できないモノはできないと理解するのにずいぶんと時間はかかってしまった。

まあ、無駄な時間も趣味の一つには違いないのでそれは納得しているが・・・・・。

その25 中華Bluetooth HiFiアンプの音は?

ゲテモノ情報です。

ELEGIANT Bluetooth 2チャンネル パワーアンプ ステレオ スピーカー HI-FI アンプ レッド

Bluetooth距離の接続:10メートル以内・定格電力:30Wx2・ヘッドセットパワー:105mW×2(オーディオ出力インターフェイス)・AUXオーディオ入力:3.5mmステレオオーディオ入力ジャックBluetoothの標準:ブルートゥース4.0+ EDR

ちょっと期待したが、普通の中華アンプだった。Bluetoothに比べるとAUX入力の方が聞きやすい音だった。ハイレゾでも無くBluetooth無線は所詮、無線だった。

使い道だが、自作スピーカーのエージングには十分使えそうだ。

その24 中学高校時代・私の洋楽懐メロ

中学高校時代、「電気科学部」(という何をやっている部活なのか分からない)が文化祭の度にレコードコンサートを開催していた。針の上げ下げレコードの裏返しなど手伝っていた関係で、誰の好みだったのか今となっては不明です。そこでのLPレコードの多くは映画音楽など・・・・だった。当時はそんなに好きでは無かった音楽。「マイウェイ」や「慕情」ってだれの曲だった?と今更調べてみたり・・・・ 懐古趣味もここまできたか?

アンディウイリアムス、ディーンマーチン、フランクシナトラなんか確かこんな歌手だったよーな。

そう言えばディーンマーチンのビニール盤はどこかに収集していたような記憶が。

旧盤LPレコードの音質は確かに今ひとつだった。DSDではなくPCM 96KHzで録音してみたけどCDを上回る音ではなかった気がする。

男性ボーカルは昔の印象の方が鮮明だった。よく言えばノスタルジー・・・部室にあった球の10ワット自作アンプにコーラルの16cm 2Way一発背面開放バッフル構成だった。針はサファイア針でよく摩耗し取り替えた記憶がある。

 

その23 ある アナログレコード嫌いの人

世の中にはアナログレコードが嫌いという人も多いし、食わず嫌いという人もいる。

若者と思しき、おもしろいブログ「アナログレコードには手を出すな」を見つけたので、リンクでは無く無許可で直接引用する。この若者によれば、アナログ好きの人って・・・変態だそうです。実はDemiおじさんの見解も、ハッキリ否定はしないけど・・・・

以下引用

ある若者と思しき人の意見:

CD の音はダメだよ。MP3 とか iPod なんてもってのほか。やっぱ音楽はレコードで聴かなくちゃ。音の質感というかツヤが違うんだよねえ。それに何といってもあの大きなジャケット。」中高年の音楽ファンがこんなセリフをほざくのを聞いたことはありませんか?何だか「お前が聴いてるのは質の低い音楽なんだ」って言われてるみたいで、すごくムカつきますよね。だいたいレコードなんてそのへんの店に行っても売ってない過去の遺物です。じじい共と一緒にさっさと滅びてほしい。レコードにこだわっていた人種といえば DJ がいるけど、あいつらでさえ最近はレコードはおろか CD すら使わなくなっています。

だいたいさあ、レコードって直径30センチもあるでかい円盤なのに、150分くらいしか曲が入らないんですよ。しかも表と裏、別々に25分だって。25分経ったら続きを聴くのに円盤をひっくり返さなきゃ聴けないんだって。信じられる?

レコードってあれ、ただのビニールの円盤に溝を刻んでるだけでしょう。それをダイヤモンドでできた小さな針で引っかいて振動させて、それを電気で増幅して音を鳴らすだけなんだって。あまりにも原始的というか、それって安土桃山時代あたりの技術ですよね。それに針でビニールをこするわけだから、レコードは聴くたびにだんだん磨り減ってくんだって。「磨り減るほど聴き込んだ音楽」って、あれ例えじゃないんだって、本当に磨り減るんですって。アタマ悪過ぎ。

もそもさあ、あんなでかいレコードとレコードプレイヤーなんて持ち歩けないでしょう。電車やスタバで聴きたいときどうするんですか。聴けないでしょう。いや、そう思って「外で音楽聴きたいときはどうするんですか?」って尋ねたことがあるんですよ。そしたら「頭の中にしっかり音が刻まれた脳内ジュークボックスがあるから大丈夫。どんな場所でもすぐに好きな曲が聴けるよ」だって。アタマおかしい。

普通は iPod iPhone で好きなときに好きな場所で音楽聴きますよね。連中違うんですって。新しいレコードが手に入ってもどこでもすぐに聴けるわけじゃないから「今日は真っ直ぐ家に帰って、ご飯食べて、あのレコード聴くぞ。今日は家に帰ったら、絶対あのレコード聴くぞ」って一日中考えながら、ずっと我慢して過ごすんですって。間違いなく変態。

以上、レコード嫌いの若者の意見でした。

別に、日本人みんなにビニルレコードを好きになって貰わなくていい。一部の変態の趣味でいいとDemiおじさんは考えているのでした。

その22 ハイレゾ・ウォークマン

ハイレゾ・ウォークマンを借りた。

ついでにオープン型耳かけヘッドフォンも借りた。A30シリーズというそうな。今度は曲名表示がふつうに日本語で出る。SONYだから当たり前か。ついでにノイズキャンセル機能の付いたイヤフォンも付属している。さらにラジオも内蔵する。

肝心の音について、昔のキンキン音のSONYらしからぬ素直な音だ。倍音も聴こえているような気がする。iPhone6 plus+LogitecDACよりも少し上等な気もする。

何と言っても、microSD スロットがあり128GBのメモリを認識できるので、結構な数のハイレゾ音源ファイルを内蔵できるのは嬉しい。

またMac用のインストールソフトも使いやすくて、一時のiPodやMacが敵という対抗心も薄れているように思えた。技術も持っているSONYが苦戦しているのは・・・・おそらくは外国籍の社内役員が多いせいだろう。

 

その21 今想うオーディオに対する後悔

 

後悔と言えば・・・・

何と言っても、Demiおじさんの愛着LPレコードコレクションを処分したこと。引っ越しの度に、他人へ譲ったり、ゴミへ出したり。今では考えられないくらいもったいなかった。現在ではLPの新規カッティングもあるにはあるが、中古LPショップではろくなモノにお目にかかれない。洗浄しても取れない傷、ゴミ、ヤニなど。

もう一つは、アナログオーディオメーカーの廃業時に限定生産と称する、お宝販売に乗り遅れたこと。コントロールアンプ、カートリッジ、MCアンプなどなど。

アキュフェーズのC-280も修理部品のあるうちに一度オーバーホールしときゃよかった。

その20 ハイレゾを戸外に持ち出す

我が家の、ハイレゾオーディオが聞けるプレーヤー

左からAstell & AK Jr(最近は使っていない)

中がハイレゾ対応オーディオプレイヤー X6 (RWC)結構曲名表示に難あり、使いにくい

右はiPhone6plus + ロジテック「LHP-CHR192」結局アダプターを介してなど大荷物にはなるが最も扱いやすいといえる。ただしソフトの「ハイレゾプレーヤー」をiPhoneにインストールする手間は面倒。音は下記のゼンハイザーのオーバーヘッドフォンで聴けばまずまずではある。残念ながらハイレゾウオークマンを持っていないので比較はできない。

ハイレゾの持ち出しというと、KOSSの耳かけ式が一番疲れない。

インナーイヤータイプは、耳穴の圧迫感があり、あまり好きにはなれない。

左から2番目のKOSSが今のお気に入り。

PS)

アナログオーディオとハイレゾと、どういう関係なんだとお叱りがありました。

念のために・・・・ハイレゾの解説してみます。ハイレゾリューションオーディオ (英: High-Resolution Audio) とは、CD-DAのサンプリングパラメータ(44.1kHz, 16bit)よりもレゾリューションが高い(デジタル)オーディオのこと。 略して「ハイレゾオーディオ」、「ハイレゾ音源」または単に「ハイレゾ」と呼ぶ。

アナログレコードは、針音やスクラッチノイズがはあるものの、CD-DAの音楽情報よりも多くの情報を持つことが分かっている。Demiおじさんはデジタル音源であるはずのハイレゾ音源がCD-DAよりアナログに近く、聴きやすいということに気づいてしまったのです。

言い換えるとDemiおじさんの評価は アナログレコード、ハイレゾ音源、CD音源の順に聴きやすいと考えているのです。mp3やm4aといったファイルはあくまでCD-DA以下の情報量ですが、イヤフォンで聴くとたしかに聴きやすいが、倍音の余韻などは存在しません。

 

 

その19 BOSE AM-01というサブウーファー

普通ならとっくに粗大ゴミだったBoseのサブウーファーABC AM-01 model

以前は気に入って、YAMAHA NS1000Mという低音の出ない名機と併用使用していた覚えがある。とてもお気に入りだった。

現段階で電源入れると発振音が鳴り響き、リレーが誤動作するというどうしようもないジャンク状態。

プア根性で分解してみた。16cmのウーファー2発を並列接続し、ローパスフィルターとパワーアンプでドライブされていた。

下の方に電源基板とアンプ基板、スピーカーの後ろにローパスフィルターが隠れていた。スピーカーは鉄のフレームにしっかり固定され、橫のダクトを通って低音を出すようだ。BOSE式としてもシンプルな構造だと思う。

基板を丁寧に取り除きスピーカー結線を外し、新たに配線し直してパッシブウーファー状態にした。

手持ちの100Hzのローパスフィルターと200Wのモノラルアンプを接続して何とか鳴るようにはなったが、実用に耐えるモノにあらず、おそらく粗大ゴミになりそうな気配。

くたびれ儲けだったようだ。

その18 ラックスマンのPD-555

LUXMAN PD-555というアナログプレーヤー 27Kgもの重量がある。

ベルトドライブ式 当時としては画期的なレコード吸着ポンプ付属の ダブルアーム対応の重量型。

ご多分に漏れず故障品でした。現在は、メカ好きの小児科のお医者さんのところへ入院中です。

ベルトは劣化して貼り付き、吸引ポンプは修理不能。いいところはSAECのダブルナイフエッジアームが付いているところくらい。(後日談で、ベルトは適応品が無くて自作されたそうな。モーターは健在で音出し一歩手前とのこと。さすが・・・蘇生できるのを期待してます)

その17 ヘッドフォンあれこれ

現在のお気に入り。オープン型ゼンハイザーHD-598SE 耳あたりのよいイヤーパッドが耳全体を覆い装着感抜群。でもイヤーパッドの交換はたぶん高価なんでしょうね。

ハイレゾと言えば以前使用していたSONY MDR-CD900(写真なし)が録音のあら探しには絶品であったが密閉型でありとにかく耳は疲れた。

右上の1980年ごろのお気に入りのオープン型ゼンハイザー(HD-424X)とHD-598SE比較。とにかくパワーを入れないと再生できなかったのでiPodでは出力不足で使い物にならず。特殊なスポンジイヤーパッドは高価でもあり入手に困った。現在は特殊な薄い柔らかいスポンジを切って自作している。

一番上がオープン型KOSS PORTA PRO 気軽なリスニング向け。イヤーパッドが国産の汎用品で間に合うのが嬉しい。細かいことにこだわらなければ我が家のベスト1。

左下のオーディオテクニカATH-PRO700 密閉型でなんと言っても装着時の圧迫感が半端ない。低音が出ると言うが品の良くない音。次が、色で決めたDr.Dre Beats solo 人工的な低音に特徴がある。装着感を別にすれば聞きやすい。右端はオーディオテクニカATH-ESW9という小型のウッドハウジング、見かけと違い音はごく普通で特徴が無い音が特徴。品は良い。

その16 ソフトあれこれ(CDかLPか、はたまたBDか?)

ソフトあれこれ

ドイツ・グラモフォイン Classics全集や JAZZ の全集ものを持っているが殆ど聴きません。全集モノって・・・・・

180g Vinyl Record を販売しているデアゴスティーニですが、19巻まで聴きましたが正に玉石混淆です。いい録音のカッティングに当たるとすごく嬉しいです。

StereoSound社が販売している特殊カッティングの45rpm の石川さゆり 2枚組で¥????高価すぎて次のが買えない。大したレコードではないなと思っていたのですが、DSD録音したらかなりいい音だと分かった。

BD(ブルーレイ)はDVDに比べて格段に画質がいい。でも音は普通。BlueNoteシリーズは音もまずまずでハイレゾではないが、BD-Playerから同軸デジタルの48KHz16ビットでDACに入れて再生している。

Beatlesの「+1」というBD、 音は昔の録音で大したことないが、動画があると還暦過ぎた身には何とも懐かしい。嬉しい。

その15 プア・オーディオ魂の本気度

周りの友人たちの中からは、安物買いの銭失いという声が多く聞かれるが、Demiおじさん本人は至極まじめで研究熱心と言って欲しい・・・安物買いです(笑)

オーディオ雑誌の付録は原則入手することにしています。スピーカユニットがあればMDF箱をつくり、基盤があればケースを入手し。無ければホームセンターのプラケースで組み立てます。オーディオ雑誌(DigiFi誌)付録のアンプ基盤 ラックス&オラソニック、Toping TP-21中華アンプ、中華DAC、FX-AudioのUSB-DAC3種類 、

最前列は左からTASCAM_DSD録音用 US366 、オーディオテクニカ_MCヘッドアンプ AT-PEQ20、パッシブプリアンプ(セレクター&ボリウムのみの構成、かつては使用していたがアースの問題あり、時々発振が起こるのでお蔵入り)

MCカートリッジの老朽化の不調に備え、念のため入手したオルトフォン2M-Blue、オーディオテクニカAT-100E、ShureV15typeIII&IV用のSAS針。とりあえずはJAZZもMC型を使用中。丸針—->楕円針—->SAS針—->カッティング針の順にレコードに優しい。でも音は楕円かSAS針がいいと思う。

前列のDACは左から FOSTEX ボリウム付きPC100USB、中華ボリウム付きUSB-DAC

父の遺したオーディオ装置

1967年に落成したオーディオルーム

GOTOの5チャンネルオールホーンマルチアンプシステムを構築し原音再生を目指していた自称オーディオマニアだった父が他界した。

晩年は難聴のためオーディオ装置の電源を入れられることは無かった。上記写真は1990年頃のものか。

古いホーンスピーカーや弩級アンプの多くは現在稼働しない。しかも部品の欠品やメーカーの倒産など修理さえかなり難しい現状である。

その14 アナログカートリッジと針圧計

生き残ったカートリッジたち

残っていた20本近いカートリッジですが、9割方、結構聞けました。ダンパー硬化が心配だったMC型ですが、倍音再生も十分可能でした。

カートリッジの針圧は0.5g~2.5gまで、まちまちです。MM型、MC型、さらにはダイヤモンドでも丸形、楕円型、カッティングマシン型など様々である。

右はスタイラスクリーナー(針先のクリーナー)オーディオテクニカAT-607

オルトフォンの純正針圧計が高価なので、以下のデジタル秤0.1g~100g(¥1200)を導入、針を置く場所にフェルトを貼り付けた。

ちょっとプア根性でしょうか。

その13 レコードクリーナーとジャブ洗い洗浄

アナログレコードの雑音対策

埃とカビが天敵のLPレコードです。

DRY式レコードクリーナーアルジャント CL118 クリーニングスプレー:クリアトーンSP558

WET式レコードクリーナー AT6086

最終的には汚れたレコードは丸洗いでしょう。

防水レーベル保護用アダプター:LC-1

汚れた古いレコードのLP専用洗浄機はん十万円と高価で手を出せない。ネットで見つけたレコード丸洗い洗浄法、これは洗浄液に添加するドライウェル 上記のLC-1というレーベル保護機器を装着したレコードを洗浄液で丸洗いする。

洗浄液の作り方

アルコール:精製水:ドライウェル = 100:100:10滴 の割合

結果はノイズが思ったより改善すると言っていいだろう。

その12 アナログレコードへのあこがれ

正直、CDの音は好きではない。

クラシックLPレコードは玉石混合で300枚くらいです。別の棚にもあります。

ポップス、洋楽、歌謡曲など含めると600枚くらいあるようです。

Micro の超弩級 RX-5000 RY-5000 糸ドライブ+SAEC トーンアームをダブルで。

倒産メーカーのMicro の超弩級 RX-5000 RY-5000 糸ドライブの糸は緩んでいたもののモーター駆動部は無傷だったので何とか動いた。

糸ドライブの糸について・・・・アラミド繊維のケブラー糸30番をネット購入し以下のような特殊な結び方で何とか修復。

ゆっくり駆動するMicroのターンテーブルには感動した。

トーンアームはダブルナイフ式のSAECのに生き残っていたMCカートリッジ(YAMAHA MC-5、DENON DL-103)を選択。アームリフターは故障していたので山本音響工芸AL-2 に交換した。

SAECをダブルアームにしてMC-5はPioneer の HZ-1というMC-AMPを介してP-3000Rの phono-MM端子へ DL-103はCAMBRIDGE CP-2を介してP-3000RのLine入力端子へ接続して比較再生できるようにした。

同時にDS-DAC-10Rに接続してAudioGate4でレコードをハイレゾ録音(DSD)もできるようにした。録音に際してはMC型カートリッジでないとハイレゾ感は出にくい。直接DSD録音できるプレーヤー(SONY)も販売されているが、いかんせん付属のMM型カートリッジのスペックが残念である。MCくらい搭載して欲しいものだ。

その11 ハイレゾ音源への私見

ハイレゾ音源について

 Denon DA-300USB、KORG  DS DAC-10R、ONKYO P-3000R

KORG DS DAC-10、Mac mini、TEAC UD-H01

ハイレゾ音源について、e-ONKYOなどで購入した96KHzものと雑誌付録の192KHzのものについては、録音技師の腕にかかっているようで、あまり音源の差というものは感じなかった・・・というより検出できなかった。が、DSD5.6MHzのものは、その音色について高域の再生など少なくともマルチシステムとは非常に相性がいいフォーマットと感じている。あくまで私見ではある。

MacとWin7(foober2000)との違いについて、やはりデジタルノイズの点ではMacに一日の長があります。低域の切れに違いがあり音像がぼやける点でfoober2000とAudioGate4の違い以上の差を感じました。

KORGやDENON,TEACのUSB-DACとの相性で、Mac mini の方が明らかに利があり、何と言っても設定が簡単で分かりやすい。

今後メインシステムがウインドウズ(Win10)になることだけはなさそうに思う。

その10 マルチシステムの利点

難しい、難しいとぼやくマルチアンプシステムですが・・・・

利点もあるのです。

オーディオルーム再生初期のプリアンプはDENON PRA-2000だった。10万円かけてオーバーホール修理をしたが、わずか半年で故障した。コンデンサなどは全て交換し基盤の半田を最新のものにしたにもかかわらずである。下のAccuphase DACは研ぎ澄まされた気持ちいい音はするがハイレゾ対応では無いのでとりあえずはパス。

ハイレゾの興味が失せた時点で、また使用することになるかもしれないのではある。(認めたくないが、Demiおじさんの耳の劣化も現実的ではある)

SUBWOOFER 用のローパスフィルター

以上のようにマルチシステムには、数限りない欠点はある。反面パワーアンプの負荷がすこぶる軽いという超利点がある。それ故、5W程度の球アンプですら十分なドライブができるのは嬉しい限りです。

実際、我が家のB2-Xはこのマルチシステムではオーバースペックかと。時速300キロのスポーツカーで、30キロ制限の狭い道を走っている。こんな表現はプアオーディオを経験しているからこそのコメントです。。

高出力に対応したコイルとコンデンサを組み合わせたネットワークを搭載したスピーカーで低音から高音までフラットな再生をさせるためにはハイパワーアンプでパワーをブチこまざるを得ない。

そうなると音色にも微妙な変化が生じる。これらの差をアンプのスピーカーの良し悪しで判断していた、えせ評論家の罪は大きいと感じたのはDemiおじさんだけだったのだろうか?

大きなパワーを入れなくていい点でもマルチシステムというオーディオ装置はとても理にかなっているのである。

実際に、安価な中華アンプであるLepai 2020+(20W+20W)などでマルチシステムをドライブしてみたが、音色の味付けなどの細かいことを抜きにして、ボリウム9~10時くらいで十分な音量が得られた。

これで仮にメインのパワーアンプであるB-2Xが故障したとしても、とりあえずは安心という訳です。

その9 音響測定と調整

グラフィックアナライザー(ブラウン管式である)

SANWA fo-Res Graphic Analyzer

SANWA 音響測定用コンデンサーマイクと自作9V電池

測定音はピンクノイズをハイレゾ録音で作成。SANWA fo-Res  graphic analyzerを用いで調整。最終的に耳で補正して終わり。と文章で書くと1行ですが、ここまで約2年以上を費やした。

fo-Resの純正マイクの電池(H-7D 3CR-MIC9V)はすでに製造中止。4LR44+LR44+LR44=9Vで自作しました。あくまで自己責任で。(5C2V端子とOraプラ容器で)

マルチアンプシステムというものは、本来、ちゃんと調整さえできていれば、ClassicだろうがJAZZだろうがPOPsだろうが、ジャンルを問わない再生ができるはずなのです。ところが5chともなるとマルチシステムの欠点である位相の調整がとても難しい。

結果、5チャンネルのうち高音部、中高音部、中音部のみの3chのみの位相調整にとどめた。中低音と低音は指向性が緩いので、調整しきれません。

試聴ではJAZZに特化した聴力による設定を行った結果、Vocalは何とか聞けるもののRock や Classic の低域の分解能が今ひとつだとご指摘を受ける点は否めないのが実情。

その8 映像装置など(BDのデジタル出力はDAコンバーターへ)

動画があれば、音が良く聞こえてしまう。

というわけで、音と映像の必要性にせまられて、コンクリートホーン出口を塞ぐように(実は35Hzの低域に共鳴してビビリ音がするのだが)130インチスクリーンを設置した。

130inchといえどもそんなに大きく感じない。

TAXAN 短焦点KG PS-303WX 2800lm 発熱量が半端ない。電熱器のように熱い。

暗くしているので実は2800lmも必要ない。

 LED 短焦点 550lm

 550lmのLEDも結構使える。発熱が少ないので安心。これで30000時間寿命だし。

動画やPC画面の映写用にTAXAN 液晶プロジェクターとLEDプロジェクター、スクリーンを設置、

BDプレイヤーはPioneer BDP-180 と SONY BDZ-X90

BDプレーヤーの音声出力は、同軸デジタル出力(ハイレゾでは無いが48KHz 16ビット)をDA300USBに入力して後、P-3000Rのアナログ入力へ接続。

PCはMac mini  DACはKORG DS-DAC-10RとDENON DA300USB

ソフトはAudirvana+ と KORG AudioGate4 が上記に加えた現勢力である。

その7 ホーンスピーカーで作動したもの

ゴトーのオールホーンシステムの大半は故障。ダイアフラムの損傷?

現用の右チャンネルのレイアウトです。Technicsのリボンツイーターは能率的な問題で今回は使用を見合わせているが実働した。

高音:GOTO SG17TTチタンツイーター

中高音:JBL2400ドライバー+Woodホーン

中音:Pioneer TAD4001ドライバー+JBLホーン

正直、スピーカーセッティングが一番大変だった。GOTOの丸いホーンに装着されたドライバはすべて故障。生き残ったスピーカーは以下の通り

低音:GOTO 38cmWoofer+コンクリートホーン==> B-2Xと接続

中低音:JBL2202+メタルコンクリートホーン==> B-2Xと接続

中音:Pioneer TAD4001+JBLホーン==> B-2Xと接続

中高音:JBL2400+Woodホーン==> B-3と接続

高音:GOTO SG17TTツイーター==> B-70と接続

上記に加えて、プア・オーディオとしての耳追加が以下

音場スピーカー:絨毯スピーカー+KENWOOD 16cm

     これ、プアすぎるって・・・・・その通り。

サブウーファー:FOSTEX CW250B 2台

その6 コントロールアンプとパワーアンプ(多数の故障品と実作動品)

故障しても捨てられない・・・・・プア・オーディオというより単なる貧乏性かも。

故障中のアンプ群  YAMAHA C-2  Accuphase C-280  DENON PRA-2000  SONY TA-E88 など

以下は生き残ったていたYAMAHA B-70 B-3 B-2X と SONYチャンデバ TAD-900

まずはプリアンプ、YAMAHA C-1 C-2 Accuphase C-280 DENON PRA-2000 SONY TAE-88などのプリアンプは現在すべて故障。

パワーアンプ、Luxの球アンプ Technicsの球アンプ Accuphase のM-60モノアンプなども心肺停止。幸いにしてYAMAHA B-2X 3台 B-3 B-4 B-70が各1台が生き残っていた。

マルチシステムに欠かせないチャンネルデバイダー TAD-900 2台は作動し、5ch化は理論上可能と思われた。

現状のシステム:コントロールアンプONKYO P-3000R  DENON DACとKORG DAC、奥にチャンデバのTAD-900が2台見える。

その5 マルチアンプシステムの苦悩

我が家にはオーディオ倉庫がある。父の残したがらくたの集積部屋である。

Accuphase グライコ

1970〜80年代のオーディオ装置が旧機器の首座を占めている。

倉庫内の父のオーディオ装置の接続をチェックし電源を入れてみた。が、音は全く出ない。途方に暮れていたが、そこに学生時代のプア・オーディオ魂が湧きあがってきた。

’70年代のアナログ機器とPCハイレゾ機器をコラボしてみようと思い立ったのがその理由である。

故障品のあふれかえる倉庫内には、かろうじて動作する’70年代の機器があった。生き残っていたそれらの機器には何故か愛着が沸き、できるだけ利用してみたいと思った。

足らないところはチープなアンプとか手作りのスピーカーとかを加え、マルチアンプシステムを再構成することにした。今、徐々に完成に向かいつつあると思う。

その4 ハイレゾ音源との出会い

縁あってiPod(iPhone)をハイレゾの聞ける音楽プレーヤーに変えてみた。

当時ほんとにびっくりした。

目の前からベールが1枚、いや10枚以上も剥ぎ落ちた気がした。モスキート音さえ聞こえないDemiおじさんの耳にだって「違い」がわかったのである。

flac、96KHz、192KHz16ビットPCM、DSD5.6MHz 音源などなど。

再びオーディオの虫がうずき始めるのにそんなに時間はかからなかった。手始めにMacパソコンに旧Audirvanaを入れてTEAC UD-H01というUSB-DACでハイレゾ音源を再生してみたら、何と、驚くなかれすがすがしい伸びやかなアナログ時代の懐かしい音がした。デジタルなのに何が起こったのか?

これが俗に言う倍音の響というものだろうか。CDのようなキンキンした音ではなく何とも心地よい包み込まれるような音なのである。

Mac mini とTEAC UD-H01というDAC (我が家で最も初期のハイレゾシステム)

その3 音楽を屋外へ持ち出す

お気軽に音楽を聴く。ウオークマンの発想でSONYが先鞭をつけると思われたが、ヒットしたのは倒産の危機にあったアップル社だった。

迷い無くiPodの虜になった。自ずとパソコンはMacに決めた。

古いiPodの多くは今はない。手持ちで一番古いのはiPod miniだ。

その他、実際稼働できるiPod/iPhoneたちです。

左上から iPod Classics  iPod Touch 2台 右はiPhone6 plus 左下から iPod nano iPhone5 iPod shuffle

今から考えると CDという便利なメディアに心酔できなかったほんとの理由について考えてみた。ハイレゾに接するようになって分かったことがある。CDの倍音再生ができない20KHzという周波数帯域の壁がその原因だった。チープな小型SPを装備した低音とは無縁の録音スタジオ、音を補正できない録音技師の耳、これらが原因でろくな録音ができなかったんだと思う。あくまでDemiおじさんの私見である。

というのもグラモフォンニ代表される昔のアナログレコードの録音が、実はあまりに良すぎるので、そう感じさせるのであろう。

しかしである。CDのキンキン音も圧縮音源と中級ヘッドフォンを通すことで、刺激の少ない聞きやすい音になる。

知り合いに高級オーディオを持っているご高齢のご老人がいる。その人曰く「どんなCDよりMP3ファイルの方がはるかにいい音がする」

確かに的を射ている。衰えた耳には圧縮音源の方が耳に優しいようだ。でも圧縮音源は原音再生(ハイレゾ)とは全くの対極にある。が、音楽を楽しむという意味では誰も非難できないと思うのだが。

還暦を過ぎたDemiおじさんの耳もこのまま朽ち果てて耳の遠いいい音とは無縁なお年寄りになるのだろうと実は半ばあきらめていた。

その2 お金がなかった学生時代

学生時代

当時の大阪、日本橋・恵美須町の電気街は、オーディオファンにとってはまさにテーマパークいやワンダーランドだった。とはいえ先立つモノは無くて、オーディオ雑誌に出ていた、えせ評論家の推薦する重量だけ重い安物のコンポを入手した。下宿では大きな音は出せず、きっと大音量にすれば、さぞかしすばらしい音がするだろうと当時はこれで結構満足していた。

Technics プリメインアンプ+チューナー+フルオートレコードプレーヤー Victor 30cm3ウェイスピーカー   AIWA のカセットだった。

高価なLPはあまり購入できず、NHK-FMとFM-OSAKAのエアチェックのお世話になった。カセットテープだけは溜まりに溜まったが・・・・

社会人になり故郷・岡山に帰ったことでオーディオ環境は大きく後退した。頻回の県外転勤で引っ越ししたが重い安物オーディオコンポの移動は肉体労働であり大変だった。自ずとレコードやプレーヤーは大半を処分した。相変わらず大音量環境にはなくヘッドフォンがメインであった。

愛媛県に赴任しているとき、独身であったことも影響してSpendol BC-IIIという結構大きなスピーカーを衝動買いした。このあと引っ越しに苦労することになるのだが、2DKの団地では、なんと蚊の泣くような音しか出せなかった想い出がある。

昭和57年CDが発売。当時ノイズのない中高音の良く出るメディアは、所謂いい音だった。給料の多くはCDメディアに消えたが、なぜか中高音の耳に付く音には心酔できなかった。その後平成になってバブルは崩壊し、オーディオ業界も構造不況となり、多くのオーディオメーカーは倒産や撤退した。

Walkman的な発想から、音楽も軽薄短小へと変遷していった。

PC-AudioとかiPodとMP3という音楽を持ち出すことは楽にはなったが、圧縮音源ということでHiFi音質とは関係ないんだという洗脳を受けていたのだろうかと今では追憶する。