お気軽に音楽を聴く。ウオークマンの発想でSONYが先鞭をつけると思われたが、ヒットしたのは倒産の危機にあったアップル社だった。
迷い無くiPodの虜になった。自ずとパソコンはMacに決めた。
古いiPodの多くは今はない。手持ちで一番古いのはiPod miniだ。
その他、実際稼働できるiPod/iPhoneたちです。
左上から iPod Classics iPod Touch 2台 右はiPhone6 plus 左下から iPod nano iPhone5 iPod shuffle
今から考えると CDという便利なメディアに心酔できなかったほんとの理由について考えてみた。ハイレゾに接するようになって分かったことがある。CDの倍音再生ができない20KHzという周波数帯域の壁がその原因だった。チープな小型SPを装備した低音とは無縁の録音スタジオ、音を補正できない録音技師の耳、これらが原因でろくな録音ができなかったんだと思う。あくまでDemiおじさんの私見である。
というのもグラモフォンニ代表される昔のアナログレコードの録音が、実はあまりに良すぎるので、そう感じさせるのであろう。
しかしである。CDのキンキン音も圧縮音源と中級ヘッドフォンを通すことで、刺激の少ない聞きやすい音になる。
知り合いに高級オーディオを持っているご高齢のご老人がいる。その人曰く「どんなCDよりMP3ファイルの方がはるかにいい音がする」
確かに的を射ている。衰えた耳には圧縮音源の方が耳に優しいようだ。でも圧縮音源は原音再生(ハイレゾ)とは全くの対極にある。が、音楽を楽しむという意味では誰も非難できないと思うのだが。
還暦を過ぎたDemiおじさんの耳もこのまま朽ち果てて耳の遠いいい音とは無縁なお年寄りになるのだろうと実は半ばあきらめていた。