その9 音響測定と調整

グラフィックアナライザー(ブラウン管式である)

SANWA fo-Res Graphic Analyzer

SANWA 音響測定用コンデンサーマイクと自作9V電池

測定音はピンクノイズをハイレゾ録音で作成。SANWA fo-Res  graphic analyzerを用いで調整。最終的に耳で補正して終わり。と文章で書くと1行ですが、ここまで約2年以上を費やした。

fo-Resの純正マイクの電池(H-7D 3CR-MIC9V)はすでに製造中止。4LR44+LR44+LR44=9Vで自作しました。あくまで自己責任で。(5C2V端子とOraプラ容器で)

マルチアンプシステムというものは、本来、ちゃんと調整さえできていれば、ClassicだろうがJAZZだろうがPOPsだろうが、ジャンルを問わない再生ができるはずなのです。ところが5chともなるとマルチシステムの欠点である位相の調整がとても難しい。

結果、5チャンネルのうち高音部、中高音部、中音部のみの3chのみの位相調整にとどめた。中低音と低音は指向性が緩いので、調整しきれません。

試聴ではJAZZに特化した聴力による設定を行った結果、Vocalは何とか聞けるもののRock や Classic の低域の分解能が今ひとつだとご指摘を受ける点は否めないのが実情。

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